エジプト:経済プログラムの検討終了のために数日間要
2013年02月02日付 al-Hayat 紙

エジプト:経済プログラム検討の終了ために数日間要

2012年2月2日『アル=ハヤート』

【カイロ:マールスィール・ナスル】

エジプトのアル=ムルスィー・アッ=サイイド・ヒジャーズィー財務大臣は、経済プログラムは、再検討の後、一週間中に終了しそうだと発表した。しかし、同プログラムが終了した後に、国際通貨基金(IMF)の使節団が召喚されることが条件だという。同大臣は、使節団の派遣の無期限延期が言われているが、これを否定した。

同財務大臣は、一昨日(1月31日)開かれた電子税金徴収制度に関する第二回年次会議の後の記者会見の中で、次のように説明した。「国際通貨基金の使節団を召喚することは、政府の決定であり、私とは関係ない。私の役目は、経済プログラムを終わらせることだけだ。政府指導層に関して言えば、彼らの責任は、政府が適切だとする時期にIMFの使節団を招待することだ」と明らかにした。そして、税制改正の詳細について語ることは拒否し、それが政治的状況と現状に見合うものになるだろう、と発言するに留めた。同氏は「経済プログラムの選択肢は限られている。その中には、援助の合理化とその時期設定、そして税制をどのようなものにするかといった選択肢がある。というのも、抗議の増加、予算赤字の増大、そして赤字補正のために提示されている選択肢を限定するものがあるためだ」と言及した。

また同大臣は、改正の後の激しい非難を受け撤廃されたイスラーム債法案について触れ、イスラーム債が投資の新しい見通し作るものだと言及したうえで、安定が経済危機の解決や新たな投資誘致のための唯一の手段であると指摘した。

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( 翻訳者:渡真利菜々 )
( 記事ID:29107 )