イスタンブルの111のモスクでハディース講義
2013年02月03日付 Zaman 紙


イスタンブルの一部のモスクで、特に日曜日の朝の礼拝後に行われるプログラムとして、コーラン解釈の授業やコーランの朗誦が行われている。これらのプログラムに、「ハディース」の授業が加わった。

イスタンブル宗務局の推進によって16の街区の111ヶ所のモスクでハディースの授業が行われている。イマーム・ネヴェヴィーの「リヤズュ・サーリフ」と言う書物が読まれる授業では、ハディースの社会的側面や現代社会に当てはまる側面が扱われている。

111ヶ所のモスクの1つがラーレリ・モスクである。ラーレリ・モスクのイマームであるベフリュル・ドゥゼンリさんは、ハディースの授業が精神的、物質的に息づまるような宗教コミュニティに、灯台のように道を示してくれていると話す。この集りに7年間参加している43歳のオルハン・アイドゥンさんは、「モスクで学んだハディースを、毎日家で子どもたちに話して実践しています」と言う。50歳のアリ・アテシュさんも、預言者が教友に嘘をつかないという話を聞いてから、会話により注意するようになったと話した。この他にも、サルイェルのケトゥヒュダ・モスク。イマームのマフムト・クズディシリさんもまた、ハディースの授業を若者たちが要望していると話した。イスティンイェのクルクチュバシュ・モスクでは、イマームのエルケム・フンドゥクさんがハディースの授業で「キュトュビ・シッテ」を読んでいる。アフメト・チャルシュカンさんは、集まりで礼拝の美徳を学んでからというもの、朝の礼拝もモスクで行なっていると話す。授業の時間はモスクによって異なる。昼の礼拝前や日没後の礼拝後、または朝の礼拝時など。授業を行う地区の中にはサルイェルやファーティフ、ベイコズ、ウムラニイェのモスクに加え、バイラムパシャ、バクルキョイ、ベイリクドゥズ、ガーズィオスマンパシャ、そしてトゥズラも含まれている。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:29122 )