スペイン・フランスでPKK一斉捜査、21人逮捕
2013年02月12日付 Radikal 紙


スペインとフランスの治安部隊がそれぞれ行った一斉捜査で「PKKに資金を調達していた」ことが判明した15人が逮捕された。

フランスでのPKK一斉捜査で15人が逮捕された。ボルドーで「PKKの不正資金の出所を明らかにするため」に始められた捜査の一環として、新たな一斉捜査が行われた。警察が各所で行った強制捜査の結果、「資金集めの強要やマネーローンダリングによってPKKに資金提供をした」とされる15人が逮捕された。昨年3月に開始された捜査において、今日までにフランスのパリを始めとしてボルドー、トゥールーズ、ストラスブールで200人が逮捕され、裁判にかけられた。

■スペインでPKK一斉捜査、6人逮捕

スペイン内務省は、スペイン警察が「カッパドキア」という作戦名で行った一斉捜査で、テロ組織PKKに資金提供と後方支援をしたとされる6人を逮捕したことを発表した。このうち4人がマドリード、1人がムルシア、1人がバルセロナでPKKメンバーの疑いがあるとして逮捕された。
同発表ではマドリード、ムルシア、バルセロナの11カ所で強制捜査が行われたと記された。スペインの関係者らは逮捕された者たちが「PKKの武力闘争に協力し、トルコとヨーロッパ数カ国で活動するテロ組織のプロパガンダを行い、後方支援をした」と明らかにした。
今回の捜査で2万8千ユーロと武器2点が押収された。一斉捜査は継続されているという。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:白鳥夏美 )
( 記事ID:29246 )