トルコ製発電船、レバノンへ
2013年02月17日付 Yeni Safak 紙


レバノンで3年間電気を供給する予定のトルコ製発電船が、レバノン領海に到着した。


「ファトマギュル・スルタン号」は天候条件の悪い中、レバノンに到着した。ファトマギュル・スルタン号が錨をおろす予定の港は、レバノンで発生していた暴風により被害を受け、点検作業が終わらないとして、この船はまだ投錨できていないことが明らかとなっていた

ベイルート港の入り口に停舶していた発電船「ファトマギュル・スルタン号」はエズ・ゼヴィク港で錨を下ろした。

カラデニズ社の発電船「カラデニズ発電船ファトマギュル・スルタン号」は、2月8日に行われた出港式でレバノンへ向け出港していた。

トゥズラで造船された全長132メートル、横幅42メートルの発電船「ファトマギュル・スルタン号」は11機の発電モーター、4機の高圧変圧器、10日間連続で発電可能な燃料タンク、そして乗組員が快適に滞在できる居住空間を備えている。

2012年7月13日にレバノン政府と交わされた条約に基づき、カラデニズ発電船はベイルートで3年間にわたり1日270MW(メガワット)の発電を実現する。「カラデニズ発電船ファトマギュル・スルタン号」は205MWの供給力でベイルートの電力需要の大部分をまかなうことになる。

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( 翻訳者:門野淑香 )
( 記事ID:29287 )