パレスチナに残るオスマン文書に、TİKA支援の手
2013年02月19日付 Zaman紙


トルコ協力開発機構(TİKA)は、エルサレムにあるパレスチナ・ワクフおよび宗務省管轄のイヒヤ・トゥーラス・イスラム研究文書センターを、最新技術で新たに生まれ変わらせた。

文書センターの開館式典セレモニーは在パレスチナ(エルサレム)トルコ総領事館のシャキル・トルンラル大使、パレスチナ・ワクフおよび宗務省のマフムド・ハブバシュ大臣、パレスチナのTİKAコーディネーターのキュルシャド・マフマト氏とセンター長のムハメド・サファディ氏らによって行われた。

トルンラル大使は式典でのスピーチにおいて、この地の重要性を強調しつつ、「エルサレムとパレスチナなくしてはイスラムの歴史は語れない。また同時にエルサレムとパレスチナなくしてはアラブとトルコの歴史も語れない。この事業の我々の目的は、我々共通の遺産を後世へ確実に引き渡すことに微力ながらも貢献すること、先祖代々受け継がれてきたように、我々も守り続け次代へ託すことである」と述べた。

また大使は、共通の遺産を守るために自分たちの責務を果たさなければならないと語り、「センターの設立により、トルコやアラブの国々からの多くの研究者のお役にたてると信じています」と語った。

TİKAのパレスチナ・コーディネーターであるキュルシャド・マウマト氏も、「パレスチナとの協力関係をより強めていきます。ここで研究をする研究者らからも前向きな評価をいただき、とてもうれしく思っています」と述べた。

パレスチナ・ワクフおよび宗務省のマフムト・ハブバシュ大臣もトルコがパレスチナの市民に支援を寄せてくれたことに感謝しつつ、イスラムの歴史を守りつづけることは、歴史的、道徳的そして政治的義務であると述べた。

文書センターでは火災報知器から文書の書架まで、あらゆる設備を最新の技術で新たに揃えた。400年間の歴史に光を灯す70万点ものアラビア語の文書、30万7千点ものオスマン裁判文書、ワクフ、土地所有の契約文書、4千58点ものアラビア語とオスマン語の作品が所蔵されている。TİKAにより約150万ドル費やされ、センターは2年間かけて一新された。

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(翻訳者:小幡あい)
(記事ID:29310)