■エジプト：野党はムルスイー大統領との対話を拒否し、今日、選挙のボイコットを発表する方向に向かう

2013年2月26日『アル=ハヤート』

【カイロ：ムハンマド・サラーフ】

エジプトのムハンマド・ムルスイー大統領は今日（26日）対話ボイコットを発表した野党勢力が欠席するなかで自身の同盟者らと会合を持つ一方、救国戦線は今日、来たる4月に実施が決められた人民議会選挙への最終的な態度を決する。ムルスイー大統領が野党のいかなる要求の実施も拒否するなかで、野党内の主要な勢力が投票を行わないと発表したのを受け、救国戦線もボイコット選択に与することが予想されている。

道路を封鎖し、政府の施設を包囲する「バルタギーヤ」に対抗するようムルスイー大統領が国民に呼びかけを行った数時間後、ムスリム同胞団の支持者は、座り込みを行う野党勢力を攻撃、彼らを激しく殴打し、2日前から市民的不服従が行われていたダカリーヤ県庁前での座り込みを力ずくで排除した。

（後略）

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（ 翻訳者:後藤悠紀子 ）
（ 記事ID:29359 )