日本企業が移動式変電設備でイラクの電力を整備
2013年02月27日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■日本企業が移動式変電設備で「電力」を整備

2013年2月27日『サバーフ・ジャディード』

【バグダッド:本紙】

電力省は昨日水曜日(27日)日本企業の1社と移動式変電設備24台の契約を結んだと発表した。そして、新しい変電設備は国内の電力網から障害を軽減していくだろうと指摘した。
 
電力省の公式報道官ムスアブ・アル=ムダッリス氏は同日発表した声明の中で「同省は日本の豊田通商と、24台の移動式変電設備132/33kVの契約を交わした」と述べ「契約の金額は8500万ドルに上った」と言った。

アル=ムダッリス氏は「変電設備は国全域の電力網で起きている障害を解消するのに加わる」と付け加え「契約期間は、3回に上る供給が完了する銀行の信用状の日付から10カ月に及ぶ」と述べた。

同氏は「1回目の供給は信用開始から6カ月後に到着し、2段階目は8カ月後、3段階目は信用開始から10カ月後になることが期待されている」と述べた。

電力省は2012年2月の初めに、電力危機は今後2年で改善すると強調していた。また400kVのカーイム・タイム架線による最終連結完了について指摘し、電力状況は次の夏には目に見えて改善すると述べた。その架線は、イラク国内電力網をシリア国内電力網と繋げたが「8カ国電力網連結ライン」を通して電力を輸入するためのものである。

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( 翻訳者:千北友佳理 )
( 記事ID:29398 )