また一つ、相互ヴィザ撤廃―ニュージーランド
2013年03月09日付 Yeni Safak 紙

アフメト・ダヴトオール外務大臣は、ニュージーランドとトルコとの間でビザを撤廃すると述べた。アフメト・ダヴトオール外務大臣とサレ・ダヴトオール夫人はトルコ女性労働者協会(TİKAD)による「世界女性週間」のため、コンラッドホテルで開催された会議に参加した。

トルコ女性労働者協会のニリュフェル・ブルト会長や働く女性たちも多く出席した会議で、女性たちに向けてスピーチを行ったダヴトオール外相は、国民が自信を持つことが非常に重要であると語った。

ダヴトオール外相は、政府が国民に安心や、動機を与えることが非常に重要であると強調し、「皆さんは人類の行動の可能性を広げていくでしょう。そのためにも私たちはビザを撤廃します。この3年で21カ国との間でビザを撤廃してきました。ビザなしに渡航できる国は64になりました。昨夜はニュージーランドの外務大臣と夕食を食べました。『(両国の間に)ビザはまだありますね』と私は言いました。『あなたの先祖がゲリボルに来る時はビザは尋ねませんでしたね、不意に、彼らはトルコにやって来たのです』と冗談で言いました。そして、ニュージーランドとの間でビザ撤廃の決定を下しました。我々人類の価値を高めるための土台づくりは政府の責任です」と述べた。

■「外交政策では自信を強めることに努めています」

ダヴトオール外相は「解決のプロセスで内政が保証される一方、外交政策を円滑にすすめ、経済を上向きにします」と述べ、「キプロスという問題を抱えているというのに、どうして他の問題に取り組んでいるのか?と言う人がいます。この問題は50年も続いています。解決を待てばいいのでしょうか?一方、国内のクルド問題を解決できないトルコがどうしてシリアやエジプトに関わるのか?と言う人がいます。これは病気に似ているでしょう。病気の50%は身体、50%は心の問題です。あなたは疲れを感じれば、疲れます。しかし疲れていようが「病気ではない」と言うならば立っているでしょう。人間の心理と政府や国民の間にもこのような関係があります。この10年で私たちが外交でやろうとしていることは、自信を強めるということなのです」と続けた。

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( 翻訳者:佐藤悠香 )
( 記事ID:29456 )