17歳少年、同い年の「母」を殺害―父には3人の宗教婚の「妻」
2013年03月15日付 Radikal 紙


エラズ-に住み、内縁の妻を3人持つルヒ・アイェルデムさんのの子供の一人で、17歳のF.A.Gが、昨日自身と同い年で妊娠3カ月の義母、デルヤ・オズカランさんを銃殺した。

今日、軍警察に出頭したF.A.Gは「父はデルヤと正式に結婚する予定だった、だから殺した」と述べたという。

エラズーに住み、宗教婚の2人の妻を持つルヒ・アイェルデムさんは、証言によると昨年32歳年下のデルヤ・オズカランさんとも結婚をせずに一緒に生活を始めた。アイェルデムさんの3人の妻は、別々の家で暮らしていた。その内縁の妻たちの一人、ソンギュル・ギュンギョルさんの息子で、エラズー市の家に住んでいたF.A.Gは、昨日ユルトュバシュ町へ行った際、義理の母のデルヤ・オズカランさんと口論になった。口論の際、F.A.Gは、家にあったショットガンでデルヤ・オズカランさんを銃殺した。

事件後逃走したF.A.Gは、今朝軍警察へ出頭した。軍警察における取り調べの後、本日裁判所へ送られた容疑者は、供述において、「父はデルヤと正式に結婚する予定だった、だから殺した」と述べた。

■引き渡された家族から逃亡

義理の息子に殺されたデルヤ・オズカランさんは、ユルトュバシュ町で今朝埋葬された。デルヤさんは、ビンギョルの貧しい家庭で4人兄弟の一人として育ち、小学校を終えた後は、学校に行っていなかった。また、デルヤさんは実家から逃げだし、ルヒ・アイェルデムさんと宗教婚をしていた。しかしデルヤさんの家族はこのことに反対して訴えたので、デルヤさんはルヒ・アイェルデムさんのもとから離され、県社会福祉局が彼女を保護した。デルヤさんは、県社会福祉局の施設に保護されている時も、幾度か逃亡し、そのたびに警察によって拘束され、再び施設に収容されていたことが明らかになった。彼女は最近、2012年11月1日の児童裁判所の判決により、家族に引き渡されていた。しかし、デルヤさんは家族から逃げて、再びルヒ・アイェルデムさんのもとへ行っていたことが分かった。

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( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:29497 )