ヨルダン:アン=ナスール首相、ヨルダンのシリア避難民が100万人になると予測
2013年03月14日付 al-Hayat紙

■ヨルダン:アン=ナスール首相、ヨルダンのシリア避難民が100万人になると予測

2013年3月14日『アル=ハヤート』

【アンマン:本紙】

ヨルダンのアブドゥッラー・アン=ナスール首相は、ヨルダンのシリア避難民の数が、近い時期におよそ200万人に到達すると予測した。一方、アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は、シリアで紛争が続くことに起因する中東情勢の「勃発」に警鐘を鳴らした。

また首相は、昨日(13日)新内閣発足のための特別非公式審議会で、議会メンバーや関係代表者に対して「シリアは破滅に向かっており、ヨルダンその最大の犠牲者となるであろう」と発言した。

また首相は、審議会に参加した一部の関係代表者の発言として、本紙に以下のように語った。「ヨルダンにおけるシリア難民は増加するだろう。(…中略…)このシリアの悲劇によって、およそ400万のシリア人が難民になるだろう。ヨルダンはそれらの内約200万人を受け入れることになる。したがってわれわれは、この危機の政治的解決を急ぐ為に、実践的な段階に移ることを考えるべきだ」

首相は続けて「もはやわれわれでは大量の人々を受け入れ続けることができないため、多大な支援が必要であり、その支援は国際社会が負うべきである」と述べた。

また首相は「今後、シリアもそうだがヨルダンの状況も厳しいものとなるだろう。われわれは原則、人道的な理由でも法的な理由でも、難民を拒むことができないのだ」と警告した。

ヨルダン政府は、シリア難民に対処する目的で、昨日、カナダ政府から軍用車を調達したと発表した。

一方、アントニオ・グテーレス難民高等弁務官は昨日のアンマンでの記者会見で、シリアにおける紛争が継続することは「中東地域やその平和、安全にとって、またそれに留まらない脅威となる」と警告した。また弁務官は、シリア危機の継続は「悲劇的な結末につながり、地域を壊滅させるだろう」と付け加えた。

さらに「世界の(本件についての)政治的責任を負う者たちがやるべきことは、一刻も早く政治的解決を見つけることである。もし政治的解決を模索しなければ、シリア情勢は悲劇的なシナリオに直面するだろうし、シリアのこの情勢は容易に存続しうる」と述べた。

(後略)

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(翻訳者:林まり)
(記事ID:29499)