オリンピック準備、イスタンブルに100億ドル
2013年03月28日付 Milliyet紙


国際オリンピック委員会へのプレゼンテーションで、イスタンブルに行われる投資の詳細が明らかとなった。

国際オリンピック委員会(IOC)へのプレゼンテーションを行う交通省のビナリ・ユルドゥルム大臣は、イスタンブルへ合計100億ドルのインフラ投資を行うと明らかにした。IOCメンバーのボビ氏はコメントの中で「トルコとイスタンブルを工事現場へ変えたようだ」と述べた。
交通海事通信省とイスタンブル広域市が国際オリンピック委員会に行ったプレゼンテーションでは、イスタンブルの交通渋滞を解消するため約100億ドルのインフラ投資が行われると明らかにされた。プレゼンテーションでは30億ドルの投資が現時点で完了しているとされ、向こう6年間で約12億ドルの投資が予定されていると強調された。
ユルドゥルム大臣は「マルマライと、アンカラ・イスタンブル間の高速鉄道プロジェクト、自動車専用地下トンネル、第三空港、第三大橋、地下鉄工事とこれらのプロジェクトの完成日についての情報を提供した。

■5月29日に着工

ユルドゥルム大臣は、マルマライがヨーロッパとアジアの間の鉄道と公共交通の接続に大きく貢献するだろうとし、「10月29日にはボスフォラス海峡と都市の地下を通る鉄道トンネルの利用が開始されます」と述べた。同大臣は、第三大橋の工事は5月29日に施工開始となることを強調し、「この橋はイスタンブルの通過交通を北に迂回させることで、都市中心部の渋滞を大きく緩和させることになるでしょう」と語った。さらに交通省が地下鉄工事を請け負っていることに触れ、「交通省はイスタンブルで運営している3つの地下鉄をさらに増やし、これは将来的にイスタンブルの交通インフラ発展の助けとなるでしょう」と述べ た。


■30億ドルの投資準備ができている

イスタンブル広域市もプレゼンテーションを行った。「交通」というタイトルの報告書では交通省とイスタンブル広域市が98億ドルのインフラ投資について一つ一つ列挙した。報告書では、この投資のうち30億ドルは現時点で終了していると強調された。報告書に書かれているプロジェクトは次の通り。


マルマライ
40億ドル規模のマルマライの枠組みでは、現存している郊外の路線が地下鉄へ改造され、ヨーロッパ側のハルカルとアジア側のゲブゼを繋ぐ(地下トンネルの85%、プロジェクトの56%が完成)。


地下鉄路線
4本の地下鉄路線と交通ネットワークの統合を実現する。15億ドルの投資でM6地下鉄路線(カバタシュ-マフメトベイ)、ボスポラス海峡沿いのカバタシュと人口の多いマフムトベイ間を繋ぐ。


ユーラシアトンネル
ボスフォラス海峡通過トンネル、つまりユーラシアトンネルプロジェクトの費用は12億ドル。2,8メートルの高さをバスがこのトンネルを通り、スポーツ選手をオリンピック村とパラリンピック村からピックアップし30分以内に港にある会場まで辿り着くことができる。


ユルドゥルム大臣はプレゼンテーション終了後、IOC交通アドバイザーであるスイス人のフィリップ・ボビ氏と話した。ボビ氏はイスタンブルで行われるインフラ投資に触れ、「大臣は、交通関係で多くのことをなさったようですね、とは言いません。改革されたようですね。イスタンブルとトルコを工事現場に変えたようです」と述べた。

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(翻訳者:釘田遼香)
(記事ID:29568)