スウェーデン、ミナレからの金曜礼拝の呼びかけを許可
2013年04月12日付 Hurriyet 紙


スウェーデンの首都ストックホルムにあるフィッジャ・ウル・モスク。このミナレからの金曜礼拝呼びかけについて許可が求められていたが、ボートシルカ市議会から前向きな決定がなされた。警察による音量技術調査が完了し、市議会はモスクからスピーカーで礼拝の呼びかけが行われることを承認した。

ストックホルムのボートシルカ市イスラム文化協会のイスマイル・オクル会長は、2012年1月24日に行った申請に対し市議会議員が行った投票の結果、礼拝呼びかけの許可が得られたと話した。
警察による音量調整の確認も終了し、警察から今日オクル会長へ届いた決定書類で、毎週金曜の昼12時から13時の間の3~5分、スピーカーから礼拝呼びかけが行われることにいかなる技術的支障もないことが通知された。

ストックホルム警察のグンナール・エデランド署長は会見において、毎週金曜のミナレからの礼拝呼びかけについて、公的秩序や交通の観点から何の支障もないと述べた。オクル署長は、スウェーデンで初めてミナレから礼拝呼びかけに対して承認が出たこと、またこの件における先駆けとなったことを非常にうれしく思っていると話した。
すべての技術点検が終われば、来週の金曜日、初の礼拝呼びかけがミュエッズィン(礼拝呼びかけ人)により行われるという。
フィッジャ・ウル・モスクは1998年に建設が始まり、2007年には礼拝が開かれた。モスクは、スウェーデンにいる国外居住者とトルコ共和国宗教庁の協力により建てられた。

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( 翻訳者:池田桃香 )
( 記事ID:29660 )