MHPイズミルで大集会―「解決プロセス」に好戦シュプレヒコール
2013年04月21日付 Zaman 紙


デヴレト・バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首は、イズミルで開催された集会でトルコ国旗をそれにふさわしい頂点に掲げ、トルコ国旗を見下し引き裂こうとする者たちにその機会を与えないと述べた。

MHP党首は賢人代表団を批判し、群衆から発された「死ねと言われれば死のう、撃てと言われれば撃とう」というシュプレヒコールに対し、「63人の賢明なる寄せ集めの人々は、この声を恐れるべきである」と答えた。

MHPがイズミルで開催した「国旗集会」のため、市民は数時間前からトルコ国旗を持ってギュンドードゥ広場に集まった。様々な町からバスでやってきた参加者らが、トルコ国旗とMHP党旗とともに、アゼルバイジャンや北キプロス・トルコ共和国(KKTC)の国旗も所持している姿が見られた。数隻の漁船も海からこの集会を支持し、参加者らはボディチェックを受けた後会場入りした。警察のヘリコプターもパトロールを行った。デヴレト・バフチェリ党首は集会で演説を行い、解決プロセスを支援するために結成された賢人会議代表団を批判した。MHP党首は代表団を「63人の賢明なる寄せ集め」と呼び、「この63人は分裂をばらまき、PKKのスポークスマンとなることを即座にやめるべきである」と述べた。MHP党首は解決プロセスを、「フラストレーションを与えるもの」と定義し、公正発展党(AKP)に厳しい言葉を投げかけた。「分離派テロは、忌まわしい解決と平和のプロセスによってトルコとトルコ国民を苦境に追いやるための最後の準備をしている。首相と政府はPKKに手を差し伸べ、立ち上がらせ、トルコに対する攻撃位置につかせた。テロの結果終身刑となって、4000人の血を手や顔に、つまりはあらゆるところにまとってイムラル島に寝ている殺人者(オジャラン)は、首相と公然たる交渉をしはじめた。何と言っていただろうか?解決がもたらされ素晴らしいことなるらしい。テロは終結し武器は沈黙すると。平和がくると。もはや母親たちは泣かずに済み、流血は止められ、平穏と安定が得られると。トルコは強くなり、経済的に跳躍するらしい。」

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:29724 )