治安維持軍総司令官「結婚の減少は西洋風の生活スタイルの結果」
2013年05月04日付 Mardomsalari紙

 結婚数の減少、結婚年齢の上昇、そして離婚数の増加は西洋風の生活の結果であり、それは同性愛者の〔同棲〕生活をももたらすだろう。

 イラン労働通信が警察のニュースサイトを引用する形で報じたところによると、治安維持軍総司令官は〔‥‥〕ヤズド大学で開かれた「家族と治安国民会議」の閉会式で、「現代の西洋は、家族のあり方にも影響を与えるようなテクノロジーの変化を活用して、この社会制度がもつ価値を標的とするようになっている」と述べた。

 エスマーイール・アフマディー=モガッダム司令官は、家族こそ社会にとって第一の核となるものだと指摘した上で、「現代世界には、家族というものの本質・存在哲学を変容させようとする企てが存在する。家族は社会の第一の単位であり、道徳の発展はそこで起きる」と述べた。

 国の治安維持の最高責任者である同氏は、その上で「現代の西洋は、家族のあり方にも影響を与えるようなテクノロジーの変化を活用して、この社会制度がもつ価値を標的とするようになっている」と指摘、結婚数の減少や結婚年齢の上昇、離婚数の増加も西洋風の生活の結果だとの見方を示した上で、「こうした状況下で、生活が孤立化し、結婚数が減っているために、一部の同性愛者が同棲を始めるようになっている」と付け加えた。

 同氏はさらに、「考え方〔の変化〕や、家族の成員における世代間・世代内のギャップが、この社会的単位の役割に変化を及ぼしている。こうした変化の中には、経済的なものもあれば、文化的なものもあり、それらが家族の本質的な役割を変容させている」と述べた。〔‥‥〕

 アフマディー=モガッダム司令官は「研究によれば、25歳を超えた結婚は破綻するリスクが高い」と指摘、さらに家族を脅かすものの一つに衛星放送があるとして、「10年前の衛星放送の番組の多くはニュースや政治的話題に関するものであったが、いまでは西洋風の生活スタイルの普及に力を入れる社会的番組が多くなっている。しかし西洋風の生活スタイルは、人間の生活〔が抱える問題〕のほんの一面に応えるものでしかない」と指摘した。

 同氏はまた、信仰や善き行動が清き生をもたらすのだとした上で、「コーランによれば、人間は来世のことだけでなく、現世に対する自らの責任も忘れてはならない」と語った。

〔‥‥〕

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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(翻訳者:ペルシア語記事翻訳班)
(記事ID:29887)