極東投資家にトルコ株式市場の魅力を紹介
2013年05月12日付 Milliyet 紙

今年の最初の四半期で日本を代表する証券会社である<住友日興証券フィナンシャルグループ>が、トルコに25億ドルのファンドを設けた。運用はトルコの投資会社であるトルコ経済銀行ポートフォリオ運用株式会社を通じて行われ、3月下旬から4月上旬にトルコ市場から合計4億9千万ドル得た。現在は、極東で半ば開いた門戸を拡大することを目的としている。この一環として、イスタンブル株式市場は、3月にフィリップ証券会社と極東ツアーに出かけ、新しい投資家たちに売り込みたいと考えている。「リスティング イスタンブル」というグループのメンバーであるフィリップ証券会社の試みによって5月15日にマレーシアで、17日にシンガポールで行われる投資セミナー によってトルコの経済とトルコ市場を極東の投資家に売り込むだろう。目的は、極東の機関投資家をトルコの市場に引き込むことである。

リスティングイスタンブルは、イスタンブル株式市場で業務を行う海外の投資会社を増やすという目的で、紹介、情報提供、通信、マーケティングに関する過程と活動を包括するプログラムである。このプログラムの元でトルコへの投資に海外の興味を引くように努めている。

■潜在能力は高い

周知のように、資本市場委員会(SPK)が様々な方法で市場への見方に変化を導いて、特に機関投資家が増加するように仕向ける活動に重点を置いているとされた。現在の条件では、世界、トルコいずれも、株式、投資信託に関する関心が高い時期を迎えている。この活気は、いずれにせよ、新たな投資を呼び始めている性質をもっている。

イスタンブル株式市場を極東の投資家に紹介しようとしているシンガポールのフィリップ証券株式会社は、世界全体で80万の顧客がおり、220億ドル超える投資を行い、自己資本金は13億を超える会社である。

会社の代表取締役トーマス・イェオは、以前にアジア市場でトルコへの興味が増加していることについて言及した際に、次のように話している。

「特にアジアの投資家が新しく 入手した資金は、これを使って確保した利益がある。現在、必要と感じられている最も重要なことは、投資のために輝いている市場である。特に香 港、中国、日本、シンガポール、インドのようなアジアの国の投資家がトルコ市場への関心は大きなものであると信じている。」

(後略)


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:29939 )