国家安全保障委員長「イラン国内にいるアル・カーイダ分子は逮捕」
2013年05月01日付 Mardomsalari 紙

 国会の国家安全保障委員会の委員長は、「カナダ政府はさまざまな主張を繰り出すことで、嫌イラン政策を追求している」と述べた。

 アラーオッディーン・ボルージェルディー氏はISNA(イラン学生通信)のインタビューで、カナダで旅客列車を脱線させようとした罪で、イラン在住のアル・カーイダ分子とつながりのある人物2名を逮捕したと、カナダ警察が主張していることに触れ、こうした主張は最も馬鹿げたものの一つだと指摘し、「イランでアル・カーイダが見つかれば、われわれは必ずそれを摘発する」と述べた。

 同氏はさらに、「恐らくカナダ政府はイランから遠く離れているために、正確な情報を持っていないのだろう。イランをサウジアラビアと勘違いしているのは間違いない。ここはアル・カーイダの地ではない。アメリカ警察が指摘していることはすべてウソだ」と続けた。

 国家安全保障委員会の委員長はまた、「アメリカ・ボストンでの爆破事件以降、カナダは西洋諸国のやってきたことを正当化しようと模索している。あらゆる問題・危機を何らかの方法で、イスラーム共和国のせいにするのが、アメリカ政府やカナダ政府の習い性になっているが、今回もこれまでの彼らのやり口に倣うかのように、計算間違いをおかしてしまったのである」と指摘した。

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( 翻訳者:8410097 )
( 記事ID:29960 )