エジプト:シナイ半島の開発
2013年05月23日付 Al-Ahram 紙

■エジプト:海水の淡水化

2013年5月23日『アル=アハラーム』

【本紙、アザトゥ・アブドゥルマンアム】

ワクフ機関の長を務めているサラーフ・ジュナイディー氏は、当機関がワクフの保護、国有地と官舎の無断使用の禁止、資源増加のための投資プロジェクトの規模の増大のために作業措置を取るだろうと強調した。

また同氏は「現在私はエジプト各県にある機関の所有物の無断使用の取り消しの準備に当たる関係機関らと調整を行っている」と言及し、ワクフ機関が各県で新居プロジェクトの設置を行うだろうと述べた。それらの新居は、妥当な条件と価格で住居を購入したいと願う中間所得層を対象としている。さらに同氏は、同様に当機関が、工業部門、とりわけ採鉱分野にも参入する予定だと言及した。そして「当機関がシナイ半島で11,000棟の建物を建設する予定だ。その中には、シナイ半島南部で経済目的の建物3,000棟、投資目的の建物2,000棟シナイ半島北部で5,000棟の建物がある」と述べた。そして同氏は、当機関がシナイ半島開発地域とシャルム・アッ=シャイフ、ラアス・サドゥルで海水の淡水化基地の建設プロジェクトを実施する予定である。またシナイ半島の観光村やホテルのサービスのために、ミネラルウオーターの生産工場の建設プロジェクトも進めると言及した。

そして同氏は、それらのプロジェクトが以下のものを含むと述べた。つまり、シナイ半島の開発地域で準備されている建設工場の設立、シナイ半島南部での液化石油ガス(LPG)とガソリンで走行する車両拡大のためのサービスセンター8カ所の設置、サーナート・カートゥリーンでのハーブを原材料とした香水や薬の生産工場、アブー・ザニーマ市での花崗(かこう)岩利用のための工場の建設とヌーイブウでのカオリナイトの生産プロジェクトだ。

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( 翻訳者:西舘康平 )
( 記事ID:30071 )