■エジプト：在カイロ・スーダン大使館、青ナイル川の水流切り替えをめぐる大使の発言を否定

2013年5月29日『アル=アハラーム』

【本紙】

在カイロ・スーダン大使館は、スーダン大使のカマールッディーン氏の発言をめぐりメディアが伝えていることを否定した。スーダン大使は、青ナイル川の水流切り替えをエチオピア政府が行うことに関して発言をしていた。

中東通信社がその原本を受け取ったスーダン大使館の今日の声明によれば、昨日の火曜日にメディアが伝えた報道は不正であったという。その報道は、スーダン大使がエジプト国内の通信社と行った対話に基づくものだという。上の会話は、今月23日に報道されたもので、エチオピアの決定（青ナイル川の水流の切り替え）をめぐる変遷だった。その変遷は、エジプトとスーダン間での水利問題全般、および流域諸国と二国間の関係をめぐる恒常的かつ継続的な調整に重点が置かれた。

その声明は、大使の発表と引用するうえでメディアが詳細な紹介を行わなかったことに対して非常に残念であると表明した。そして、われわれ2カ国間の最も重要な利益と関連する、このようなデリケートな問題を引き起こすことを自重するよう切に願うと記述されている。


（本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。）

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（ 翻訳者:西舘康平 ）
（ 記事ID:30147 )