5・29「ビザンツ最後の日」、ギリシャでは右翼団体が示威行動
2013年05月30日付 Hurriyet 紙

「コンスタンテンティノープルを再び我らのものに」-ギリシャ極右政党「黄金の夜明け」は、首都アテネでコンスタンティノープル征服から560周年の「記念」イベントを催し、抗議活動を行った。(写真1)

「黄金の夜明け」の支持者は、市内中心部でビザンツ帝国最後の皇帝ヨハネス8世パレオロゴス・コンスタンティノス11世ドラガセス像に花輪を備え、ギリシャおよびビザンツ旗、松明を手に携え、1453年5月29日の(オスマン帝国による)コンスタンティノープル征服の際、ビザンツ帝国民がハギア・ソフィア聖堂に隠れ、あげた祈りを繰り返した。(写真2)

昨年(2012年)と比べ同党支持者によるデモ参加が少ないなか、ニコス・ミハリオラコス党首は「20年間、5月29日を偲んできた。決してこの日を忘れることはない。今日、ギリシャは国家主権を奪われている。いまのギリシャは、1453年のコンスタンティノープル征服を想起させる。(写真3)

同党のフリストス・パパス国会議員は、イスタンブルについて「いずれ再び我々のものとなる」と語った。(写真4)

昨日のギリシャ国会でコンスタンティノープル征服に議題が及ぶと、パパス議員は「コンスタンティノープルへの我々からのメッセージ:いつの日か我々は(コンスタンティノープルへ)戻り、それは、永住を意味する」と述べた。(写真5)

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:30152 )