「オリンピックの経済効果は、すでに始まっている」スポーツ相
2013年06月01日付 Hurriyet紙

[オリンピック選出に関して]トルコの最大の利点のひとつは建築業である、と青年スポーツ省のクルチ相は強調する。同相は、「トルコは技術力が高く、施行期間を延長することもありません。競技施設は入札後、長くても3年以内に完成するでしょう」と話した。

トルコ青年スポーツ省のクルチ大臣は、2020年のオリンピックならびにパラリンピック開催候補都市イスタンブルのプレゼンを行うため、ロシアのサンクトペテルブルグを訪れ会見をおこなった。ロシアの印象について非常に好意的な発言をおこない、トルコが国、[立候補]都市ともに心からオリンピック開催を望んでいるとアピールしていくことが必要だと主張した。

また、「民間企業がこの事業に参入してくるのは予想していましたが、これほどの行動力で我々以上に乗り出してくるとは想像していませんでした。民間企業のこのような関与により、盛り上がりが国際オリンピック委員会周辺でも反応を得るようになってきています。目下、すべてが滞りなく進んでいます。トルコの利点を前面に押し出しており、最大のそれは建設業です。5年間という建設期間は私たち、つまりトルコ国民にとって十分過ぎるでしょう」という表現を用いてスピーチを行った。

■民間企業は政府以上

クルチ・スポーツ相は、イスタンブル全体が刷新されるだろうと語り、次のように続けた。「オリンピック招致が適わずとも、大規模なインフラ投資は行います。そのことを考慮した場合、我々の予算は誇張とはいえないのです。」

また同相は、世界の一流建築はすべてがトルコ業者が担ったと話し、「トルコは技術力が高く、施行期間を延長することもありません。入札後、施設は、長くても3年以内に完成するでしょう」と明らかにした。

同相は、民間企業に対して好意的に言及し、「民間企業は110億ユーロ(約1.4兆円)もの投資を行っています。私は彼らに前向きな発言をし、共にやり遂げましょうと出発したのですが、民間企業はすでに政府の先を行っています。今回の開催地立候補には、民間企業の活力、企業間の協力関係、官民関係、そして招致に向けた宣伝能力が求められるところです。トルコの経済力は明らかであり、当然、トルコに資金的な問題がないかと尋ねる人はもういません」と続けた。

■ロシアで橋を架ける

クルチ・スポーツ相は、スポーツ振興におけるオリンピックの影響をだんだんと感じてきていると述べ、併せて、集合住宅局(TOKİ)の話題にも触れた。

「TOKİは大変重要なキーワードです。トルコの五輪開催地立候補とともに、TOKİが世界的な住宅ブランドであることを世界の誰もがよく知っています。トルコの五輪招致にとってもTOKİは非常に重要な機関です。」

同相は、「共に橋をかけよう」というイスタンブルの合言葉も強調した。「我々も橋の街サンクトペテルブルグでスポーツ界に美しい橋を架けられたと信じています。多数のスポーツ担当大臣、20近い国際機関の理事らと面会しました。私たちはサンクロペテルブルクで、宣伝活動をする代わりに、我々に対する問いに可能なかぎり回答するよう努めています」と話した。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:30173)