シリア:自由シリア軍参謀委員会のイドリース参謀長「西側の武器供与がなければ敗北する」
2013年06月04日付 al-Watan 紙

■「自由軍」:武器を増強しなければ、我々は敗北する

2013年6月4日『アル=ワタン』

【n.p.:各紙】

いわゆる「自由シリア軍」のサリーム・イドリース参謀長(脱走した少将)は昨日(3日)英国など西側諸国による戦闘員への武器供与がなければ、彼が言うところのシリアでの反体制「革命」が失敗すると警鐘をならした。

UPIが伝えたところによると、イドリースは『デイリー・テレグラフ』紙に対して「体制側がロシアの武器やヒズブッラー戦闘員の支援を受けたことにより、ここ数カ月の軍事的構成に変化が生じたことで、自由シリア軍は非常に深刻な立場に置かれ、戦いで勝利を収められなくなっている。なぜなら、自由シリア軍が得ている支援は、シリアでの戦闘を収束させるには不十分であるのに対して、体制は非常に大規模な支援を受けているからだ」と述べた。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)


シリア情勢に関しては「シリア・アラブの春(シリア革命2011)顛末記:シリア情勢(2011年~)」も参照ください。

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( 翻訳者:青山弘之 )
( 記事ID:30231 )