イスタンブル株式市場、急上昇―エルドアン首相の「軟化」好感
2013年06月07日付 Radikal 紙


06.07 17:24
エルドアン首相が今日(7日)の発言で、この政治的危機に関し態度を軟化させる傾向をみせたことと、アメリカの雇用統計の数値が発表されアメリカ連邦準備制度理事会が量的金融緩和の中断を短期的には行わないとの観測が生まれたことにより、イスタンブル証券市場は3%以上の上昇をみせた。


タイイプ・エルドアン首相の今日の演説のトーンが昨今の政治的危機に関し態度の軟化の兆しと受け取られたことと、アメリカ雇用統計の数値の結果、アメリカ連邦準備制度理事会が量的金融緩和の中断を短期的には行わないとの観測が生まれ、イスタンブル証券市場のインデックスの上昇は3%を超えた。

イスタンブル株式市場は、78,300.78ポイントにまであがり、16時34分には3%の上昇で78,172.05となった。銀行指数は、3.63%。

イスタンブルで行われたEU省「グローバル諸課題に対するトルコとEUの共通の未来」と題するコンフェランスに参加したエルドアン首相は、環境を重視する人々に協働しようとの呼びかけを行った。

エルドアン首相は、「タクスィム・ゲズィ公園の整備を理由にしておきたことを、危惧しないでもらいたい。そこでは驚くべき情報の混乱と、虚偽キャンペーンが展開されている」と述べた。

エルドアン首相は演説で、自分たちはAKPに票をとおじた50%の人々の政府ではないとし、「我々は、100%(の人々)の政府である」と述べた。

ある自動車関連協会関係者は、「国内では、首相の発言のトーンが軟化したことが緊張を和らげ、国外ではアメリカの統計データが市場の観点からはプラスに受け取られた。この2つのファクターは、現時点では、好材料だ」と述べた。(後略)

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( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:30271 )