首相と会見の代表団、第一声
2013年06月13日付 Radikal 紙


06.12/ 22:24
エルドアン首相と面会したゲズィ代表団のうち、イペキ・アクプナル氏は記者会見を行い、会見の内容と、住民投票の決定についてコメントした。

イスタンブル工科大学のイペキ・アクプナル講師は、「(代表団は)今日までの要望が何であるかをよくわかっています。ゲズィ公園が公園として残り、暴力が停止され、責任者が処分されることは不可欠であると考えています。暴力が完全になくなった状態で、参加型プロセスが継続することを希望しています。ゲズィ公園が、そのような形で、よき例となることを望み、期待しています」

アクプナル講師は、公正発展党本部で、エルドアン党首兼首相と、ゲズィ公園に関して行った会見の後、記者団に話した。

タクスィム・ゲズィ公園に関する意見の聴取のためにエルドアン首相の報道顧問から昨晩、要請があったとするアクプナル講師は、対話を信じる人間として、この形で対話の糸口が開かれると考えているていると述べた。

「我々は、だれの言葉を代表するものでも、報道官でもありません」と述べるアクプナル講師は、責任感をもった市民の一人として今日の会合に参加したと述べた。

様々な職業、様々な社会、文化的背景の人々が、意見やゲズィ公園での体験を述べたとするアクプナル講師は、「これまでどういう要望が行われているかを知っています。ゲズィ公園が公園として残り、暴力が停止され、責任者が処分されることは、不可欠であると考えています。暴力が完全になくなった状態で参加のプロセスが継続することを希望しています。ゲズィ公園がこの観点から、ひとつの見本となることを望み、期待しています]と述べた。

アクプナル講師は、(自分たちの)市民としての責務はこれで終わりだとのべ、関係者や責任のある人々に良識ある行動をとるように求めたと述べた。

アクプナル講師は、新聞記者の「住民投票の件をどう思いますか?」との問いに、「このことは我々には質問されなかった。政府に対して求めらえている解決策について、我々には何の権限もない、とのべました。個人的な考えは、今、ここでは申し上げられない。明日になれば、もっと自由な身になります」と答えた。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30396 )