タクスィム連帯プラットフォーム、住民投票に反対の意向
2013年06月13日付 Radikal 紙

エルドアン首相とゲズィ公園代表団との会合の後、ヒュセイン・チェリク副党首が国民投票を行うことを示唆したのに対し、タクスィム連帯は反発している。

エルドアン首相はアンカラでゲズィ公園代表との会合を行った。エルドアン首相が、代表団に公園の件で国民投票の可能性を示したのに対し、イスタンブルでは反発がひろがった。

タクスィム連帯プラットフォームの構成メンバーの1人であるタイフン・カラマン都市計画会議所イスタンブル支局長は以下のように述べた。
「現在このプロジェクトに関して執行停止の裁判所判決がでている。にもかかわらず、国民投票が提起されることは、法律を無視することに同じだ。都市計画は学問的な作業だ。これでは癌患者の治療問題に対し国民投票するようなものだ。タクスィム連帯の要求は明らかだ。ゲズィ公園が公園として残るよう宣言されるのを待っているのだ。」

タクスィム連帯プラットフォームの建築家、コルハン=ギュムシュも以下のように述べた。
「すでに入札されている事業を、国民投票に付すなど、建築史に残る出来事だ。都市開発、建築(の是非)は裁判所が決めることで、これを国民投票のようなプロセスをもって解決をすることは不可能だ。ここでもう一人の建築家がでてきてこんなことを言ったとする。ここからニシャンタシュまで(昔のような)緑豊かな谷にしてください、と。(家や道路をとりはらって)歩けるようにしてください、我々の望みはそれだ、と。ではこの提案も国民投票にかけるのか、それは民主的なやりかたではない。」

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( 翻訳者:渡辺夏奈 )
( 記事ID:30397 )