イズミルの「暴行」警官、処分
2013年06月12日付 Zaman 紙


 タクスィム広場ゲズィ公園で起きた一連の出来事に抗議してイズミルでデモが行われたが、その際に第一波止場で座っていた若者らを警棒で叩き、若い女性の髪を引っ張ったとして、警察官3名が停職処分となった。

 6月2日イズミルのアルサンジャック地区ギュンドードゥ広場でデモ隊が警官隊に石や瓶を投げつけ、警官隊は再三の警告にも従わず解散しないグループに対し武力介入した。
武力介入の際、数人のデモ参加者が第一波止場へ逃げ込んだ。デモ参加者を追いかけていた警官隊のうち3名が海岸沿いに座っていた若者をも攻撃し、若い女性の髪を引っ張った。
 若い女性の髪を引っ張る映像がメディアに流れるとイズミル警察本部は調査に乗り出し、事件に関わった3名の隊員の身元を突き止め聴取を開始した。この3名の警察官の件では別途アンカラからも調査員が送られていたことが分かった。調査の結果、昨夜3名の機動隊員には停職の処分が下った。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:小野里ゆみ )
( 記事ID:30399 )