13日夜半、エルドアン首相と、タクスィム連帯プラットフォームの代表ら会見
2013年06月14日付 Hurriyet 紙


06.14 01:00
タイイプ・エルドアン首相は、タクスィム連帯プラットフォームの代表、芸術家たち、学術経験者からなるグループと、夜遅くに、会合をもった。会合は首相公邸で3時間半続いた。会合のあと、政府報道官のヒュセイン・チェリキは発表を行った。昨日の最初の面会のあと、住民投票という案を提示した政府から、次の一歩がふみだされた。タクスィム連帯プラットフォームのメンバーも加わった第二の代表団と面会したエルドアン首相の代わりに、チェリキ報道官が首相のメッセージを発表した。「裁判所決定や投票の結果がはっきりするまで、ゲズィ公園に手をいれることはない」と約束された。

チェリキ報道官の発表の主要部分は次のとおり。

*昨日も発表を行った。今日も、4時間続く会合をもった。ここには主に芸術家が参加した。タクスィム連帯プラットフォームからも何人か参加した。

*結果については、それぞれがどういう印象をもったかは、それぞれが発表するだろう。トルコは法治国家である。法律外の対応をすることはありえない。裁判所からひとつの決定がでている。もちろん、政府はこの判決に従う義務をもっている。控訴期間がこれから始まる。裁判所の決定が確定するまで、ゲズィ公園に関する執行は停止される。途中の判決が(政府側を)肯定するものとなっても、住民投票は行われる。

*イスタンブルの住民が何を望んでいるのかを知ろう。イスタンブルが下す決定は、われwれにとって、なにより大事だ。また、この会合に参加したデモ参加者や芸術家の方々は、警察が、しばしば過剰な暴力を使ったといっている。統率のとれない行動や、過剰な力を使った警官についての取り調べを要求した。そもそも、政府も同じ考えだ。調査と捜査ははじまっている。国家公務員に免罪特権があるわけではない。

*一方、ゲズィ公園は、現状において公園である。判決がでて、住民投票の結果がはっきりするまでは、執行は行われない。しかし、ゲズィ公園は、一部のグループが生活する公園であることをやめねばならない。そこに、(環境への)配慮から集まった若者に対し、年上の人間として申し上げる。もうこれからは家に帰って、温かいベッドで寝るのが正しいやり方だ。

*トルコが民主的な国家でなければ、こんなことは起こらなかった。あなた方に、我々を中東の発展途上国のように見せる権利はない。昨日だってロンドンでも(抗議の)デモがあった。世界中のどこででも、見せたくない光景というのはあるものだ。

■芸術家やタクスィム連帯プラットフォーム代表らと深夜の会見

首相公邸で、夜23時30分にはじまった面会には、Sunay Akın、Yavuz Bingöl、Ceyda Düvenci、Halit Ergenç、Sertab Erener、Mahsun Kırmızıgül、Nebil Özgentürk、Ali Sunalという(歌手や俳優、芸術家)のほか、タクスィム連帯プラットフォームの代表、トルコ技術者建築家会議所連合(TMMOB)のEyüp Muhcu会長、 公務員組合連合(KESK)女性書記長Canan Çalağan、 トルコ革新労働組合連盟(DİSK)書記長Arzu Çerkezoğlu、イスタンブル医師会書記長Dr. Ali Çerkezoğlu、TMMOBイスタンブル委員長Tayfun Kahraman、電気技師会イスタンブル支部長Beyza Metin、建築家会議所メンバーのDerya Karadağ、地区の諸協会の代表Can Tüzünが参加している。

グループのメンバーの要請をうけて実現したこの会合には、政府からはムアンメル・ギュレル内務相、オメル・チェリキ文化観光相、エルドアン・バイラクタル環境都市開発相、ヒュセイン・チェリキAPK報道官、アフカン・アラ首相府事務次官が参加した。

著名な芸術家らはアンカラ空港から首相府公館までタクシーを使っていた。首相府公邸に、芸術家がきたあと、2台のタクシーでタクスィム連帯プラットフォームの8名がさらに入った。

【訳者注:ヒュッリイェト紙の記事の文章には、その後、変更が加わっていますが、現時点ではそのまま公開します。】

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30416 )