エジプト遺跡相:もし無秩序が続くなら、ピラミッド地区を閉鎖するだろう…
2013年06月14日付 Al-Ahram 紙


遺跡相:もし無秩序の状態が続くなら、ピラミッド地区を閉鎖するだろう

2013年6月14日『アル=アハラーム』

【マニー・アッ=サイイド、ラナー・ジャウハル】

アフマド・イーサー遺跡相は、エジプトの観光業を脅かす無秩序な行いが、ピラミッドの遺跡地区で続くのであれば、ピラミッドの遺跡地区は閉鎖されるだろうと警告した。同相は「ひとつの遺跡地区の閉鎖は、エジプトの観光業の崩壊よりはましだ」と述べて、その理由を明かした。

またギーザ県のアリー・アブドゥッラフマーン知事は次のように述べた。「ギーザ県はナズラ・アッ=サマーンの住民による露店販売の許可証の発行を検討しようとしている。そうした状況(現状)と仕事(露店ビジネス)を法の枠組みの中で規制するためだ。露店販売者らがその許可の申請を行う場合、決められた場所を守ることなどのいくつかの条件を満たしていれば、申請は速やかに受理される。しかし、それらの条件が順守されない場合、この許可は取り消しとなる」

こうした発言は、国家機関と国民との社会コミュニケーションの枠組みのもとで、ギーザ県と遺跡省がナズラ・アッ=サマーンの住人たちの要求に応えるために開催した討論会中に行われた。その目的は、当地域の問題を解決し、かつての状態に戻すことだ。本討論会には遺跡相とギーザ県知事が出席した。

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( 翻訳者:今井花南 )
( 記事ID:30422 )