大学入試受験者を狙った詐欺の新たな手口:国家教育評価庁が警告
2013年06月11日付 Jam-e Jam紙

【社会部:アミーン・ジャラールヴァンド】全国統一試験の実施まで、約二週間となった。この時期、入試対策の塾に立ち寄ってみたり、あるいはテヘランのエンゲラーブ通りやその他の大都市の大通りを散歩して遭遇するのは、1392年度〔西暦2013年〕統一試験の合格を保証する甘い言葉や〔「当塾に通わなければ合格は難しい」といった〕脅し文句の数々であり、試験問題集の販売等である。

 こうした甘い言葉や脅し文句の中には、「ほんのささいな金額で試験問題を受験生にお分けします」、あるいは「予想問題があなたのものに」などと謳っているものが見受けられる。

 昨日、国家教育評価庁は声明を発表し、その中で今年の全国統一試験の受験生に対し、悪徳商人や一部の入試対策塾が行っているウソの宣伝や詐欺行為について警告、全国統一試験が行われるまでに残されたこの短い期間に、この種の詐欺に引っかからないよう呼びかけた。

 この声明には、次のように述べられている。

悪徳商人や一部の、いわゆる学術・教育機関は、非現実的で妄想に満ちた宣伝を行い、また独自の手法を採用することで、受験生やその家族をだましており、そこから莫大な利益を違法に得ている。こうした人々や塾が受験生をだますために用いている手法の一つに、100%の合格を保証するといった非現実的な約束をしたり、入試問題や予想問題を法外な値段で売りつけたり、あるいは国家教育評価庁の関係者だと名乗って、宣伝の中で同庁との協力関係をほのめかしたり、といったものがある。それ故、当庁としては、この類の塾の詐欺に遭わないよう、受験生やその家族に彼らの活動について警告を発するものである。

 こうした塾が用いている別の手法としては、全国入試試験で使われている問題冊子に似せた問題集を受験生に売りつけ、この問題集は入試で使われているものとまったく同じものだと謳ったりする、というものがある。こうした問題集は、見た目が実際の問題冊子と非常に似通っているため、一部の受験生がこうした詐欺に騙され、この問題集に喜んでお金を払ってしまう可能性がある。


 国家教育評価庁のエブラーヒーム・ホダーイー長官は詐欺師らが用いている他の手口について、ジャーメ・ジャム紙に「ここ最近、プロフェッショナルで工学的なメソッドによって、〔選択式の問題の〕正しい解答の選び方を受験生に指南すると謳う〔詐欺師〕グループがいるようだ。こうした謳い文句は、完全に誤っている。ここ数年、統一試験の問題は記述式になっており、勉強をして質問の意味を理解することなく、正解を判断することはできないようになっているからだ」と指摘している。

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(翻訳者:8409020)
(記事ID:30480)