アルンチ副首相、スタンディング抗議に異議なし
2013年06月20日付 Zaman 紙


ビュレント・アルンチ副首相は、ゲズィ公園に関しスタンディング抗議は意味のあるものだと述べた。暴力に訴えないこのデモは推奨されるべきであるとしたアルンチ副首相は、デモ隊は健康に気を付けるよう警告した。「健康に害が及ばないといいのですが。私は彼らのことが好きです。8時間ではなく8分間スタンディングすると良いでしょう。」

政府のスポークスマンでもあるビュレント・アルンチ副首相は、タクスィムで始まり多くの場所で続いている「立つ男」運動を理解をもって迎える必要があると述べた。暴力に訴えないこのデモは推奨されるべきであるとしたアルンチ副首相は、デモ隊は長時間立ち過ぎないよう警告した。「健康に害が及ばないといいのです が。私は彼らのことが好きです。8時間ではなく8分間スタンディングすると良いでしょう。」

アルンチ副首相は、公正発展党(AKP)中央執行委員会の前に新聞記者の質問へ答え、「立つ男」運動について言及した。デモ隊が8時間立ち続けたことに驚いたとしたアルンチ副首相は、「この人々は身体的欲求を満たしていないのだろうか?」と質問した。このデモが暴力行為を含んでいないことを強調した政府のスポークスマン(アルンチ)は、以下の通り続けた:

「平和的なデモの形態です。これを非難するようなことはしません。過去から現在に至るまで、私にも自由という分野で考えていることがあります。人々を暴力や武器に引き込まないことです。人々が平和や平穏の中で、合法なデモ活動を行うことを最後まで支持することです。今暴力的なデモ行為をやめ、「立つ」ことによりメッセージを伝えようとしているのなら、これに対し理解をもって迎えなければなりません。」

アルンチ副首相は「スタンディング」抗議も人の往来を妨害するような、市民が生活している地域で交通の邪魔になるようなものであってはならないとし、健康面でも警告を発した。「彼らの健康も重要です。これだけ立っていられるのであれば、腰椎椎間板ヘルニアや頚椎ヘルニアではないということでしょう。健康に害が及ばないといいのですが。私は彼らのことが好きです。しかしこのデモには意義があります。」

アルンチ副首相は解決プロセスに関する質問に対し、「解決プロセスは開始時と同じように、いい感じで継続していると私は思っています。良い結果へと進んでいます。我々も状況を随時フォローしています」と答えた。あるテレビ番組でアルンチ副首相に対し、「知事は事件への介入において、必要であれば軍の助けを借りることができる」との表現にも触れた。アルンチ副首相は、「トルコでは常に一連の法外な組織が暴力的行為を行う可能性があります。これに対しもちろん治安部隊と司法プロセスが任務を遂行しうると言いました。私が言ったことは、当然のことだったのです」と語った。

■バフチェリは党集会で掲げられたた3つの三日月の旗を受け入れられなかった

アルンチ副首相は、AKPのスィンジャンでの党集会で3つの三日月の旗(MHPの党旗)が掲げられたことを批判した民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏にも答えを返した。「私は敬愛なるバフチェリ氏の内面の心理、体験したトラウマを理解をもって受け止めます。このトラウマは次のようなものです。AKPの「国民の意思への敬意」集会に、3つの三日月の旗をもって、また理想主義者は自分たちのプラカードを持って参加しました。これは意味のある行動です。バフチェリはこれを受け入れることができませんでした。このプラカードを掲げる人たちは、非常に酷い侮辱をしたに違いありません。」

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:30503 )