中国・イランのラジオ局、協力協定へ:国内50余のラジオ放送局と専門局も
2013年05月29日付 Jam-e Jam 紙
イラン国営放送ラジオ担当副代表モハンマド・ホセイン・スーフィー(http://www.iranseda.ir/より)
イラン国営放送ラジオ担当副代表モハンマド・ホセイン・スーフィー(http://www.iranseda.ir/より)

イラン国営放送ラジオ担当副代表のモハンマド・ホセイン・スーフィー氏と中国国営ラジオ放送副代表の王晓晖氏ら、および、ラジオ代表者らによる共同会合が、二国間のメディア協力の拡大を目的として開かれた。

ラジオ広報の報道によると、スーフィー副代表は、この会合で、次のように述べた。

現在、イランには24の国営ラジオ放送局と30以上の地方ラジオ放送局があり、このうち、2つが、文化・芸術分野で専門局として放送を行っている。

スーフィー副代表は、ナマーイェシュ[劇]とファルハング[文化]という2つのラジオ局に関して、以下のように説明した。

ラジオ・ナマーイェシュ[劇ラジオ]は、24時間体制で番組の制作と放送を行っている。また、イラン国内における映画・演劇活動の批評、研究のほか、ラジオ・ドラマの制作も行っている。
ラジオ・ファルハング[文化ラジオ]の責務もまた、イランの文化・文明・歴史を紹介することである。さらに、ラジオ・ファルハングの責務は、ペルシア語を普及させ遍く伝えることであり、ハーフェズやサアディーらの詩人とその作品のようなイーラーンザミーン[イランの地]の偉大な文化・芸術という誇るべきものを紹介することである。

 また、同副代表は、我が国におけるいくつかの海外向けラジオ放送局の活動に言及し、「中国国営テレビ・ラジオの提案に基づき、イラン・中国のラジオ放送における協力について、二か国間の基礎的な相互理解と意見交換が行われた。まもなく、この相互協定への両者の署名が行われるだろう」と述べた。

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( 翻訳者:8412107 )
( 記事ID:30519 )