レバノン:市民社会が「欧州・地中海パートナーシップ」について議論
2013年06月26日付 al-Hayat 紙

■レバノン市民社会が「欧州・地中海パートナーシップ」について議論

2013年6月26日『アル=ハヤート』

【ベイルート:本紙】

「欧州・地中海市民社会と欧州・地中海パートナーシップ」の地域プログラムの枠組みの中で会議が開催された。この会議にはレバノン欧州・地中海市民フォーラムと、複数の国民調整グループが含まれ、さらに一部の市民社会組織の参加も得たものであり、非政府組織のアラブにおけるネットワークの中心となるものである。

市民調整グループの調整員バトゥール・ヤフフーフィー氏とレバノン欧州・地中海市民フォーラムのハビーブ・マアルーフ議長のあいさつによる会議の開会後、会議出席者たちは最終報告書について議論した。この報告書には、市民社会の能力構築への貢献や、民主的対話の発展を基礎とする活動の開発、欧州・地中海パートナーシップ合意のための政策や特別な方策設定への参加、市民社会と政府機関の協調・対話・協議の活性化、といった内容が記されている。

またこの報告書には以下の4つの重要項目がある。人権と開発の視点から見た、レバノンにおける経済的・社会的課題へのアプローチ。結社の自由とこの分野における市民社会の要求。レバノンにおける意見・表現の自由、報道の自由の実情。レバノン市民社会から見た欧州・地中海パートナーシップ。

会議参加者たちはいくつかの修正を加えたのち、4つの重要項目を含んだこの報告書の内容に同意した。さらにこの報告書は、代表団によって明日27日からチュニジアで開催される会議に持ち込まれる。この会議は、地中海沿岸の欧州・地中海フォーラムに含まれるすべてのネットワークが集まるものである。

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( 翻訳者:榎本飛鳥 )
( 記事ID:30594 )