BPDデミルタシュ党首「PKKの80%は撤退した」
2013年06月28日付 Milliyet 紙

BDP(平和民主党)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の「PKKの15%しか撤退していない為に、次の段階に進めない」という発言に対し、「現在我々が知る限りPKKの80%、おそらくはそれ以上が撤退し、国境へ向かっている」と反論した。

デミルタシュ党首はディヤルバクルで記者たちの質問に答え、PKKの15%しか撤退していないというエルドアン首相の見解について、次のように述べた。

「我々がいう第一段階とは、衝突の完全終了だ。以後死亡者が出ず、争いのない状態が続くことだ。現在我々が知る限り、PKKの80%、おそらくはそれ以上が撤退し、国境へ向かっている。その為、最後の一人が国境を出るまで第一段階が続くといった考えは誤りである。」

■誤った理解

「つまり、国が民主主義に至るため、あるいは民主政治の扉を開くために、政府は国境で人数を逐一数え、PKKはこれで最後か、それともまだか?と待つつもりなのか。これは間違った理解だ。我々からすれば、第一段階は完了し、政府の改革が可能な状態が出来上がった。我々にとって重要なのはこのことだ。」

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( 翻訳者:岡本悠見 )
( 記事ID:30598 )