もうすぐ断食月、22時間の断食が必要な国々では・・・?
2013年07月03日付 Zaman紙

今年最も長く断食するのは、昨年と同じく白夜のあるスカンジナビア諸国にいるイスラム教徒たちとなる。

宗務庁の断食開始時刻表によれば、アイスランド北部に位置するレイキャビク、スウェーデンのキルナ、ノルウェーのトロムソの各都市ではラマダン月初日に22時間近く断食が行われる。ストックホルム、オスロ、コペンハーゲン、ヘルシンキでは21時間弱の断食となる。

断食する時間がトルコに比べて長いとはいえ、涼しい気候のおかげでイスラム教徒らは断食を容易に、無理せず行うことができると思われる。気象学専門家による説明では、ラマダン月の間アイスランドとノルウェーでは気温が15度程度となる見込みだ。スウェーデン、デンマーク、フィンランドでは気温が18度前後となり、頻繁に降雨があると述べられた。

■出稼ぎ移民の選択はトルコ

特にスウェーデン、ノルウェー、デンマークで退職後も生活をつづける移民たちが、ラマダンをトルコで過ごすなか、そのほかの移民たちの大部分もラマダンに休暇をとり、トルコで過ごそうとしている。

トルコに行くことのできない在スカンジナビアの移民たちの最大の悩みは、イフタール(断食明けの食事)が夜遅くにあたるため、招待に応じられないことである。イフタールとイムサク(断食開始)の間がたった2~3時間であるために、イスラム教徒たちは概してイフタールの食事を自宅でとることを選ぶ。1980年代に 6月から7月にかけて断食をした人々は、その毎日を「イフタールの食事をとり、急いでテラーヴィフ(夜の礼拝のあとに行われる礼拝。ラマダン月のみ実施)に間に合わせていた。テラーヴィフの礼拝が終わるや、数分でモスクは空っぽになった。急いで家に帰り、イムサクの前に何杯かチャイや水をのむために競い合うかのようだった」と説明している。

スカンジナビアで夏季に20~21時間の断食をするイスラム教徒達は、その一方で冬季に断食月があたった場合は6~7時間の断食で義務を果たしたことになる。 

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(翻訳者:吉岡春菜)
(記事ID:30678)