運転免許所所持者2400万人に、「悪い知らせ」
2013年07月03日付 Hurriyet 紙

交通法規の改正により、2400万人の免許所持者が新しい免許を取得するのに、89リラ(約4500円)の特別書類費用を支払わなければならない。期限までに更新しない者へは89リラの書類費用に加え334リラ(約1万7000円)の料金とあわせ、合計423リラ(約2万1600 円)を支払うことになる。

2400万人の免許所持者へ悪い知らせがある。交通法規の改正により、古い免許は無効となる。免許を所持している市民は、新しい免許を取得するため89リラの特別書類費用を支払わなければならない。期限までに変更を行わなかった者は「免許初取得者」の扱いとなり、免許の種類により110リラ(約5600 円)から556リラ(約2万8600円)までの料金を支払う。このようにして、Bグループ(普通自動車免許)所持者が期限までに免許を更新しなかった場合、89 リラの書類費用に加え334リラの料金とあわせ、423リラを支払うことになる。

いくつかの法律改正を規定した法案は、交通法規にも重要な変更をもたらす。トルコ大国民議会(TBMM)の計画予算委員会で承認された法案は、本会議の議 題に上ることが待たれている。法案が制定された場合、現在2400万人の免許所持者は、規則に記載される期間内に新しい免許に更新する必要がある。この期間内に免許を更新した者には料金は課されない。しかし89リラの書類費用は支払う必要がある。期間内にこの変更を行わなかった免許所持者は、免許を始めて取得する際の手続きを踏み、免許の種類により110リラから556リラまでの料金を支払う義務が発生する。例えば最も普及しているBグループ(普通自動車免許) では料金が334リラであると考えた場合、支払い義務のある89リラの書類費用とあわせて423リラとなる。D、E、Gグループの免許はこの合計額が 556リラとなり、プラス89リラとなる。

共和人民党(CHP)のアイドゥン・アイアイドゥン議員、イッゼト・チェティン議員、ムサ・チャム議員は、法案に関し反対の票を投じ、現免許所有者の更新 手続きでは89リラの書類費用は徴収すべきではないと強調した。「市民の生命と財産の保障へ向けられたこの一歩は、財務勘定の陰に隠れるようなことがあってはならない、免許更新の際に書類費用も徴収されないよう法的に保証すべきだ」とコメントした。


■自分の免許範囲外の車両を運転した者には罰金700リラ、未更新者罰金343リラ

法律改正案に伴い、無期限免許の時代が終了する。規則に記載される期間内に免許更新を行わなければならない。この期間中に更新しなかった運転者には343リラの罰金に加え免許没収、そして免許初取得者という扱いになる。
法案では、自分の免許の種類以外の車両を運転した場合、700リラの罰金が科されることになっており、車両保有者も同等の罰金が科される。

■警察が健康状態検査も実施!

交通警察は免許所持者の健康面で車両運転に支障をきたすような状況に気づいた場合、一時的に免許を没収し、保健機関より診察が要求される。運転に支障がない場合、免許は返却される。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:30680 )