シリア:「自由シリア軍」がアレッポに進軍、国際空港付近で衝突
2013年07月04日付 al-Hayat 紙


■「自由シリア軍」がアレッポに進軍、国際空港付近で衝突に…ダマスカスの「スカッド・ミサイル」発射拠点を砲撃

2013年7月4日『ハヤート』

【ロンドン:本紙】

シリア反体制派の戦闘員らは、政府軍の戦車複数台が破壊されたことに関する情報(が飛び交う)中で、シリア北部および市内の地区の一つにあるアレッポ国際空港に向け進軍した。政府軍はダマスカスで一斉逮捕を展開、対象には避難者らも含まれた。また政府軍は沿岸部のアル=バイダーア村を再び襲撃した。「自由シリア軍」はダマスカス郊外県の「スカッド」ミサイル発射拠点を砲撃し、またシリア中部の包囲状態にあるヒムス県各所では衝突が続いた。

「シリア人権監視団」は、司令官一名を含む戦闘大隊の戦闘員三名がハーン・アサル市での政府軍との衝突で殺害された。一方、反体制派の戦闘員らはアレッポ国際空港の政府軍の拠点を砲撃した。またラーシディーン地区で衝突が展開し、これは戦闘大隊がラーシディーン南部地区を制圧し、アレッポ国際空港が移動に向かって進軍したことに関する情報(が飛び交う)中で生じた。

情報筋によると、反体制派戦闘員らはラーシディーン南部地区で戦車2両を破壊し、ハーン・アサル市とハムダーニーヤ地区の軍士官学校を結ぶ街道やダマスカス・アレッポ国際幹線道路を遮断した。また反体制派はハムダーニーヤ地区にあるホテル「コーラル・マルティーニー」を標的にした。同ホテルには政府軍が集結している。またカーティルジー地区の市民1人が、軍に逮捕された後拷問を受けて殺害された。スライマーニーヤ地区に迫撃砲数発が撃ち込まれ、その内の一発がガソリン・スタンドの裏に着弾した。また若者らが多く住む住宅地域に近いマイサルーン地区に、迫撃砲が着弾した。

(後略)

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( 翻訳者:辰巳新 )
( 記事ID:30690 )