シリア:「国民連合」が「ジュネーヴ2」およびダマスカスでの「バアス」党縮小大会に対する姿勢を再決定
2013年07月05日付 al-Hayat 紙


■「シリア国民連合」が「ジュネーヴ2」およびダマスカスでの「バアス」党縮小大会に対する姿勢を再決定

2013年7月5日『ハヤート』

【ロンドン:本紙】

反体制派の「シリア国民連合」は昨日(4日)、イスタンブールにて約1カ月前の組織拡大以来初の会議を開始した。同会議は新指導部の選出、暫定政府発足の問題の議論、および破棄された政治的解決策に対する政治的立場の再決定のためのものだ。一方で、シリア中部のヒムス県の支配権をめぐる政府軍と反体制派間の激しい戦闘は続いている。

政府系新聞『サウラ』紙とのインタビューで、バッシャール・アサド大統領はいくつかの西側諸国を「シリアのテロリストを支援している」として非難した。同大統領は、エジプトで起きたことは「いわゆる政治的イスラームの崩壊」であるとの見解を示した。また情報筋は「バアス」党は指導部を決定するため2日以内にダマスカスで縮小大会を開く予定であると述べた。

「国民連合」の会議は二日間続き、またそれとは別にさらに二日間延長する。同会議には新たなメンバーが参加し、それらの新規参加者には「革命運動」から14人、「自由シリア軍」の政治評議会から15人、ミシェル・キールー氏が主導する「シリア民主主義者連合」から22名が含まれる。

反体制派情報筋によると、総合委員会は辞任したムアーズ・ハティーブ代表の後継となる新たな代表を選出する予定であり、代表者は5名の候補者から選ばれるとのことだ。候補者は、ジョルジュ・サブラー暫定代表「シリア国民評議会」のブルハーン・ガリユーン元代表および同組織のルワイユ・サーフィー氏、そして「シリア民主主義連合」のアフマド・アースィー・ジャルバー氏、「革命運動」からの立候補者である。新規の政治委員会は11人のメンバーから成る予定であり、代表者、議員3名、事務局長がそこに含まれる。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:辰巳新 )
( 記事ID:30703 )