イラン茶園労働者連合理事長: 「政府による茶葉の保証買取、98%が未払いのまま」
2013年07月05日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメジャム・オンライン】茶葉の収穫の二番摘みも終わりにさしかかっている。イラン茶園労働者連合 理事長は、今年始めから、全国の茶摘み労働者の98%に対して未払い金があることを報告した。

■政府による茶葉保証買取り、大半が未払いのまま

イーラジ・ホスミー氏はファールス通信とのインタビューにおいて、全国の茶園労働者(茶摘み労働者)の98%に対し政府の未払い金があると発表して以下のように述べた。、

国の茶葉買取センターに持ち込まれた一番摘みの茶葉、二番摘みの茶葉すべてのうち、現在までに茶園労働者[全体]のわずか2%への支払い、すなわち金額にしておよそ15億トマーン(公定レートで約1億2000万円、自由レートで約4170万円)の支払いが完了しているのみである。

同理事長は未だ98%の茶園労働者に対して茶葉の代金が支払われていないと説明し、一番摘み、二番摘み茶葉の保証買取所の政府支払い分およそ100億トマーン(公定レートで8億2000万円、自由レートで約2億8千万円)が、茶摘み労働者らに対して未払いになっていると述べた。

これまでに4万6000トンの茶葉が政府の買取センターに持ち込まれた。このうち、総計1800トンは民間部門によって買い付けられ、支払いが行われたが、政府による買い取り部署からは未だ支払いがないままである。

ファールス通信によれば、茶葉の代金の支払いの遅れ は何年にもわたって繰り返されており、茶園労働者らは昨年の茶葉の代金を今年の始めに受領するといった具合だ。

茶葉園は、春と夏に良質な茶葉を収穫するために、秋冬に手入れが必要である。にもかかわらず、茶園労働者らは、[政府からの支払いがなく]現金が手元にないという理由で、これまでこれを実施することが出来なかった。

■二番茶の生産35%減少

イラン茶園労働者連合理事長は、オルディーベヘシュト月(西暦4月~5月)の一番茶に比べ、二番茶の生産が35%減少したと報告した。

同理事長の発言によれば、茶園の所有者による剪定作業や茶木の管理のための現金の不足と、農業労働者らが肥料を確保できない事、政府の支援の不足が、生産量減少の根本的な原因となっているようだ。

同連合理事長は、全国の茶園のわずか2%しかスプリンクラーを備えていないと述べ、「茶園の農業用水の確保は多くを雨水に頼っており、降雨量の減少や不安定な降雨によって、茶葉の生産量が減少したのである」と語った。

Tweet
シェア


関連記事(「カスピ海沿岸の茶畑事情が一変(1):茶葉の買い上げ価格が75%アップ」)
関連記事(「混乱を極める茶産業で懸念、高まる」)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8411027 )
( 記事ID:30803 )