CHP議員のセクハラ発言に、超党派で非難
2013年07月13日付 Radikal 紙


ナタを使って人を襲った犯人が釈放されるのを非難する際に、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の娘シュメイイェさんをひきあいにだし下品な表現を使ったアンタルヤ選出のユルドゥライ・サパンCHP議員に対し、同党からも批判が出ている。

CHPのアンタルヤ選出議員であるユルドゥライ・サパン氏はナタで人を襲った犯人が釈放されるのを非難する際、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の娘シュメイイェさんを引き合いにだし、下品な表現を使った。CHPのサパン氏はツイッターで、ゲズィ公園デモ参加者らをナタで襲い、世間で「ナタ襲撃者」として呼ばれているサブリ・チェレビ氏が裁判所により釈放され、モロッコへ行くことを非難する際、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の娘シュメイイェ・エルドアンさん引き合いに出した。

 CHPのユルドゥライ・サパン氏は「誰かがシュメイイェの尻をナタで叩いたらどうなったんだい」と書いた。しかし批判を受けユルドゥライ・サパン氏はツイートを削除した。AKP(公正発展党)のトカト選出議員のゼイド・アスラン氏も、過去に国会で職務を行っていた女性記者たちを侮辱し、そのことで党から懲罰を受けていた。

■CHP議員たちはサパンに代わって謝罪を行った

 サパン氏の下品な表現について最初の批判はAKPからもたらされた。AKP会派副代表であるベルマ・サトゥル氏は「その国会議員の書いた言葉は非常にふしだらであり、粗野である。私は非常に遺憾である。罪悪感からツイートをあとで消したからと言って結果は変えられない。過去に妻に暴力を振り訴訟にもなっているこの国会議員が女性を引き合いに出して政治を行っていることが遺憾です。AKP副議長のアフメト・アイドゥン氏も、「だれが行ったのであれ、理由がなんであれ、不適当な表現と態度の前に我々は抵抗しなければなりません。悪意ある言葉は、それを使ったものに責任があります。この行動は彼を選んだ有権者たちの意志に対し失礼である。とても遺憾です」と述べた。CHP会派副代表のエンギン・アルタイ氏はというと、党としてその国会議員に対してしかるべき措置が取られると述べた。エンギン・アルタイ氏は「その表現は性的意味合いを含んだものでなかったとしても、CHPとして首相にお詫び申し上げます。国会議員として適切でありませんでした。CHPの女性議員たちも同じ態度を示しております。不快な文面をお見せしまして、重ねて詫び申し上げます。首相のプライバシーに関わる問題として党として必要な措置を取ります」と述べた。CHPのイスタンブル選出議員のビンナズ・トプラク氏も、「私もCHPの全ての女性議員を代表してこの言葉を遺憾に思います。国会議員としてそういったことに敏感である必要があります。その人物の名をだし、その名前をあげてこれらの表現を使うことは、当人を傷つけます。彼女を苦しめます。よって議論をここで終わらせることは彼女を苦しませないために重要なのです」と言った。

 ユルドゥライ・サパン氏へはMHP(民族主義者行動党)とBDP(平和民主党)からも非難が来た。BDP会派副代表のペルヴィン・ブルダン氏は、「CHP議員をとても遺憾に思っております。もはや女性の体を引き合いに出して政治を行うべきではないことを、たとえ誰であれ、首相の娘、国会議員の娘、一般市民の娘、その母であれ、これ以上女性を引き合いに出して政治が行われないことを望みます」と言った。一方オクタイ・ブラルMHP会派副代表も「こうした表現が使われることは許されない。このような表現は何人たりとも使うべきではありません」と述べた。各党の会派副代表らがそれぞれ言葉を述べ非難したサパン氏が国会を欠席していたことが注目をひいていた。ビンナズ・トプラクCHP国会議員は、国会で謝罪を行った後AKPの女性議員たちのもとへ行き再び謝罪した。

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( 翻訳者:酒井 瞬 )
( 記事ID:30807 )