どうなる?UEFAのトルコ・サッカーチームへの処罰問題
2013年07月15日付 Radikal紙


フェネルバフチェとベシクタシュは欧州リーグへの出場禁止処分を受けた後行動を開始した。しかしトルコサッカーも大きな危険と向き合うことになるかもしれない。

欧州サッカー連盟(UEFA)仲裁委員会は、フェネルバフチェに対する2+1年間のヨーロッパでの大会出場禁止処分を2年間に修正した一方、ベシクタシュ は1年の処分に決定した。処罰が発表された後最も注目を集めた問題はというと、「二つのクラブにとって重要な過程がどのように作用するか」と「代表チー ムも含んだ重罪が与えられるか否か」ということである。

■国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に希望が託された

フェネルバフチェとベシクタシュは仲裁委員会から衝撃的なニュースがもたらされた後、すぐに国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に対し処分の実施を止めるよう上訴することになる。というのもチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグ予選3回戦の組み合わせ抽選会が金曜日(7月19日)に行われるからだ。国際スポーツ仲裁裁判所が組み合わせ抽選会の前の申請に関し特例会議を開催しない場合には、我々の二つの代表者が今シーズンにヨーロッパリーグで活躍できなくなることが決まることになる。国際スポーツ仲裁裁判所の法的プロセスは8~10ヵ月かかると予想されている。

■ミランとポルトの処罰を国際スポーツ仲裁裁判所が取り消した

以前UEFAによってミランとポルトに課せられUEFA仲裁委員会が承認した出場禁止処分は、国際スポーツ仲裁裁判所によって取り消された。チャンピオンズリーグへの出場を禁止されたミランは、国際スポーツ仲裁裁判所に控訴した結果勝訴し、その上そのシーズンの決勝戦でリバプールに2-1で勝利し優勝して いる。

2003-2004年シーズンで審判を買収した罪に問われたポルトはUEFAによって2008年にチャンピオンズリーグ出場停止処分を受け、UEFA仲裁 委員会によってもそれが承認された。国際スポーツ仲裁裁判所に控訴した結果、再びチャンピオンズリーグに出場する権利を得た。

■UEFAからトルコサッカー協会(TFF)に書類が送られるなら…

クラブには3日間抗議できる期間が設けられている。しかし事件にはトルコサッカー協会(TFF)の局面もある。トルコサッカー協会は仲裁委員会が二チームに対して以前下した決定を変更しない場合、トルコ代表チームとトルコ国内のすべてのチームに制裁を加える危険性がある。なぜならUEFAは 「仲裁委員会が出した決定を詮議してください。UEFAの下した決定へ適切な形で再び審理を行ってください」とトルコサッカー協会に書類を送るかもしれ ないからだ。

■UEFAとトルコサッカー協会の間に何が起きるのだろうか?

イスタンブル弁護士会スポーツ法律委員会のアルパイ・キョセ代表:UEFAは自身の決定とトルコサッカー協会の決定の間にある矛盾を直接的もしくは間接的に解消したいと考えるかもしれない。間接的にひそかに圧力をかけて実行する可能性はさらに高い。

弁護士のエミン・オズクルト氏:この展開はいずれにせよトルコに影響を及ぼすだろう。UEFAはトルコサッカー協会と問題に取り掛かり、その段階で取り組みがどうなるか推測するのは困難だ。強硬かつ高圧的態度をとるのか、これはいまだはっきりしない。

弁護士のメティン・ウンル氏:UEFA仲裁委員会の決定に対し国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に持ち込まれた場合、裁定の施行は妨げられない。トラブゾ ンスポルかトルコサッカー協会の法律委員会は、UEFAが下した決定の結果をトルコサッカー協会規律委員会へ再審理するようもう一度申請するかもしれない。

■代表チームに処罰は下るのか?

メティン・ウンル弁護士:再審で以前の判決を覆し、UEFAの決定に沿って関係するクラブへ規律上の制裁を加えられなければならない。この制裁では下位リーグへの降格から得点の帳消しといった懲罰はあり得る。もしトルコサッカー協会が(再審の)手続きを踏むことを選ぶなら、UEFAの圧力を被りうる。この場合、UEFAの要求を実行しなければならない。もし従わなければ、UEFAはトルコサッカー協会をヨーロッパのすべての機関から完全に閉め出す権利を有している。

イスタンブル弁護士会スポーツ法律委員会のアルパイ・キョセ代表:UEFAが要求をすべて呑んだり、UEFAを認めないことは適切ではない。法的要求が実施されなければならない。法律の範疇外の要求に対して強い態度をとり、トルコサッカーの利益を守らなければならないのだ。非常に繊細なプロセスにな ることは明確である。法的要求に従わないような態度をとるなら、代表チームも含めた重い処罰が下されるかもしれない。

■命令は再び変わるのか?

イスタンブル弁護士会スポーツ法律委員会のアルパイ・キョセ代表:今後通達が新しく変わる可能性がある。

メティン・ウンル弁護士:UEFAは仲裁委員会の決定の後、トルコサッカー協会へ「通達を変えろ」と言うかもしれないし、これを認めさせるかもしれない。トルコ側はま ずUEFAの決定に従うことを受け入れた。UEFAが言うことは絶対なのだ。こうした諸組織はUEFAに属している。「来いとも、来るなとも」と述べることが出来る。トルコリーグでは問題はないが、ヨーロッパにおけるメンバーシップが問題とされる危険に陥ることできない。UEFAは同じことをギリシャにも行っ た。ギリシャは、後戻りしなくてはならなくなった。たとえば、憲法59条が変えさせられた。その後強制的なスポーツ仲裁がとられている。

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(翻訳者:足利阿紀)
(記事ID:30822)