護憲評議会一般法学者委員として3名が選出:キャドホダーイー報道官は落選
2013年07月15日付 Mardomsalari 紙

【政治部:クーロシュ・シャラフシャーヒー】護憲評議会は6名の一般法学者と、6名のイスラーム法学者で構成されている。イスラーム法学者は最高指導者によって任命されるが、6名の一般法学者は司法権長官によって〔適任者として〕選ばれ、国会に推薦された上で、国会議員による投票で選出されることになっている。

 今回、3名の一般法学者の任期が満了を迎え、これら3名に新たに2名を加えて、5名の候補が国会に推薦された〔※〕。そして国会議員らは、現職と新人の組み合わせを選択した。国会はモフセン・エスマーイーリー、サーム・サヴァードクーヒー、及びネジャートッラー・エブラーヒーミヤーンの3名を6年間の任期で、護憲評議会の新たな一般法学者委員として選出したのである。

※訳注:現職の1名が今回、司法権長官によって推薦されていないため、正しくは「現職2名に、新人3名の候補が国会に推薦された」が正しい

 国会の公開会議で、国会議員らは司法権長官から推薦のあった候補らのアピールを聞いた上で、護憲評議会の一般法学者委員のポスト(任期6年)に、現職のモフセン・エスマーイーリーを〔260票中〕237票で、また〔新人の〕サーム・サヴァードクーヒー及びネジャートッラー・エブラーヒーミヤーンをそれぞれ147票、130票で選出した。

 〔司法権長官の〕アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは国会に宛てた一般法学者の推薦書の中で、〔護憲評議会報道官で、2期12年にわたって同評議会の委員を務めてきた〕アッバースアリー・キャドホダーイー、及びモハンマド・ハーディー・サーデギーも推挙したが、国会はこれら2名には十分な票を投じなかった。

 アリー・ラーリージャーニー国会議長は護憲評議会一般法学者委員の選挙結果が公表された後、「努力と真摯な態度によって、国会と緊密な関係を築くことを、彼らに期待したい」と述べている。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:30846 )