シリアのPKK系PYD、北部シリアのラス・アル・アインを掌握
2013年07月18日付 Zaman紙


シリアのPKK(クルディスタン労働者党;非合法)系組織であるPYD(民主統一党)は、トルコ国境付近に位置するシリアのラス・アル・アインの町を掌握した模様である。この情報はPYDと反体制派の情報筋によって裏付けられた。PYDと反体制派のヌスラ戦線、グレバ・アル・シャーム同盟との間で二日間にわたって戦闘が行われている。戦闘の結果、ラス・アル・アインがPYDの制圧下に置かれ、PYDとつながりのあるインターネットサイトでは、ラス・アル・アイン掌握に関するニュースと写真が報道された。

PYDの情報筋は、緊張が続くラス・アル・アインにおける最近の戦闘は、二人のPYDメンバーがヌスラ戦線によって誘拐されたことで始まったと伝えた。さらに、昨日の午前中に始まった戦闘後、PYD側から3名、ヌスラ戦線側から8名の死亡が明らかにされた。

同情報筋は、ヌスラ戦線が掌握しているハイ・アル・マハッタ地域をはじめラス・アル・アインが完全に掌握されたと明かした。また、戦闘後、同地域を指揮していたヌスラ戦線のハリド・ルムマネとナディル・トゥルクメンが殺されたとも伝えられた。 PYDは、グレバ・アル・シャームの地域司令官ザヒル・バイバルスも拘束されたと主張している。

反体制派の情報筋は、ヌスラ戦線がラス・アル・アインから完全に撤退したことを認め、PYDが町を完全に掌握したことを発表した。この情報筋は、PYDが自治を宣言するまでは、この展開を疑っていたと伝えた。反体制派は、PYDとヌスラ戦線内のあるグループがダマスカス政府と連携していると主張している。

ラス・アル・アインの町は、戦略的に非常に重要な場所である。この町は、シリア北部に位置するラッカやアレッポへと通じるルート上にあり、重要な交通要衝となっている。

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(翻訳者:加園千尋)
(記事ID:30851)