イラク外相「シリア行きのイラン機に積まれた貨物は医薬品と食料品」
2013年07月14日付 Mardomsalari紙

 イラク外相は、イラクの空域を通過するイラン機とシリア機に対して行われた抜き打ち検査で見つかったのは、医薬品と食料品だったことを強調した。

 イラン学生通信の報道によると、フーシヤール・ズィーバーリー外相はロンドン発行の「アッシャルクル・アウサト」紙とのインタビューの中で、「イラク領空を通じてイランからシリアに武器が輸送されている問題について、イラク政府が黙認している」とされる疑惑に答えるなかで、次のように述べた。「われわれは昨年9月から行動を起こし、イラン機及びシリア機に対して抜き打ち検査を開始した。われわれが発見した貨物は、人を殺すようなものではなかった。というのも、見つかったのは〔一般的な〕製品や医薬品、食料品だったからだ」と述べた。

〔‥‥〕

 ズィーバーリー氏はさらに、次のように述べた。

私は以前、西洋諸国に、イランがシリアへの飛行のためにイラクの領空を使うのを阻止したいのであれば、そうしてほしいと申し上げた。イラン側にも、武器を他国に輸送するためにわれわれの関係を利用してもらいたくないと言ってある。これは隠し立てすることのない、われわれの公然たる立場であり、それについてはすでにイラン政府に通知してある。それより前、つまり二日前にはNATOに、さらにそれより前には国連安保理および少人数からなるシリアの議員団に、我が国の領空が武器の輸送に利用されることに、われわれは反対であり、非難する旨を伝えている。そしてこのことは正式に、イラン側にも通知する予定である。しかしそれ〔=イランがシリアにイラク領空を通じて武器を輸送すること〕を止めさせる力は、われわれにはないのである。

〔‥‥〕

 ズィーバーリー氏はハサン・ロウハーニー師が大統領に就任することで、イランの外交政策、特にアラブ諸国やシリアに関係する諸問題への対応に何らかの変化が生まれると思うか、との問いに対しては、次のように述べた。

率直に申し上げなければらないのは、ハサン・ロウハーニーが過半数の票を得て第一回投票で〔大統領に〕選出されたことは、イランが制裁問題や核問題を以前よりも真剣に考えているということを、国連安保理、及び欧米諸国に伝える明確なメッセージである、ということである。しかし試金石となるのは、ラマダーン月明けに誕生する新政権、そして核問題の交渉チームの陣容がどのようになるのか、である。この要素は、イランのイメージ・チェンジ、つまりイランが穏健路線を進み、孤立から脱して問題の解決に進むのか、それともその反対かを測る強力な指標となるだろう。

 同氏はさらに、「すべてはイランの最高指導者の権限の下にある。しかし最高指導者には国民の願望・意見に応じることも可能である。私は個人的には、ロウハーニーが政権の座に就くことで、前向きな姿勢が生まれると信じている」と続けた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:8410128)
(記事ID:30912)