イラクからイランへ、天然ガス供給協定
2013年07月24日付 Milliyet 紙


禁輸措置に苦慮したイランは、イラクと大型の天然ガス供給協定を結んだ。

同協定により一日に2500万㎥の天然ガスが販売される予定である。この協定がトルコに差当り影響することはないと予想されている。同協定は両国の石油相の出席によりイラクの首都バグダードで締結された。

協定によれば、パイプライン建設完了後に、イランからイラクのバグダード市及びマ ンスーリーヤ市の発電所に一日2500万㎥の天然ガスが輸出される予定である。イラクにあるアル=バグダード発電所、アル=マンスール発電所、サドゥル発電所にイラン産天然ガスが供給される。イラクに輸出される天然ガスから年間37億ドルの収入が得られる。

イランのジャヴァド・オヴジ副石油相は、近々イラクとの第2天然ガスパイプラインに関する協定が結ばれる予定であると発表した。同協定は、天然ガスの主要部分をイランから購入しているトルコにも関係する。イラク‐イラン間での同協定が、トルコのイランからの天然ガス調達に差当り影響しないと予想されている。トルコは、イランと結んだ25年協定に基づき、同国から年間100億㎥の天然ガスを購入すると契約している。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:30924 )