ベシクタシュ新スタジアム建設差し止め、カズルチェシュメへ移転?
2013年07月25日付 Milliyet紙


解体作業が「一時的に」中止させられていたベシクタシュ・イノニュスタジアムでは、中止の決定の何日も前になされた発言が人々を混乱させた。7月12日に、「ベシクタシュ・イノニュスタジアム内に歴史的遺構が発見されて、取り壊しの決定を差し止める」と述べられたのだ。発言をおこなったジャーナリストのハルク・ケスィム氏は、ベシクタシュの新たなスタジアムがドルマバフチェではなく、カズルチェシュ メにある会議場の土地に建設される予定だと言及した。

何年もスタジアムのリニューアル作業を待ち望んでいたベシクタシュは、6月2日にフィクレト・オルマン会長による象徴的な取り壊しにより作業が開始した。ゲズィ公園の一連の騒動の後に、取り壊し工事は中止していた。15日間中止した作業は再始動した。

イノニュスタジアムの工事で現れた遺構が作業用機械によって壊されていると主張された。解体作業が継続すると、歴史的遺構であるといわれる遺構が大きく損傷を被るだろうと言われており、考古学博物館関係者たちが取り壊し工事の中止を求めた。

一連の騒動の後に、ベシクタシュ・イノニュスタジアムで行われた解体作業はある措置がとられて中止された。ベシクタシュのフィクレト・オルマン会長は、解体の決定が中止になったことについて語り、金曜日に開催される予定のアイアン・メイデンのコンサートが原因であると指摘した。

保存協会が中止させた作業が土曜日以降に再開するといわれる中、更に、人々の脳裏に疑問符が浮かんだ。またこの点で、「ベシクタシュ」の新しいスタジアムがカズルチェシュメに建設されるという説も、論争を加速させると見なされている。

■新スタジアム、カズルチェシュメで建設予定

ゲズィ公園の一連の騒動の後に再開された解体工事の最中、すなわち7月12日にスカイ360スクリーンに参加したジャーナリストのハルク・ケスィム氏は 「ベシクタシュの新たなスタジアムはカズルチェシュメに建てられるだろう」と述べた。その当日には大して注目を受けなかったこの発言は、イノニュスタジアムの解 体作業の中止後に注目を浴びた。

ベシクタシュが解体工事のために得た許可の中にある、「いかなる遺構に遭遇した場合には、作業は中止する」との条項に触れたハルク・ケスィム氏は「ベシクタシュが新スタジアム用に検討している場所は、首相府集合住宅局がカズルチェシュメに建設する予定のスタジアムになるだろう」と述べた。

ケスィム氏は、この説の根拠を、2009年に当時の公共事業住宅省が、タルラバシュにある建物に考えていた模型からわかったと述べた。模型を見たとしたケスィム氏は、「ヴァーリデ・スルタン・モスクが有り、あらゆるものがそのままであったが、でも、イノニュスタジアムはなかった」と言った。イノニュスタジ アムの場所には、文化センターの模型があったとしたケスィム氏は、「その場所に文化センターが建設されるのは、非常に明瞭で確かだ。そこにスタジアムが存在することは望まれておらず、これもまた知られている。なぜならあそこは非常に重要な場所だからだ。ベシクタシュのファンたちにとっても非常に重要だが、政府にとっては、全く異なる利用法が求められている土地なのだ。誤解しないで欲しいが、誰もがこれを望んでいる」と語った。

ドルマバフチェのある地域は非常に価値の高い場所であることを付け加え、ベシクタシュになされた提案にも言及した。「あなた方にとってより 良い、モダンなスタジアムを作りましょう。ガラタサライのスタジアムのように。彼らに「メジディエキョイ」を欲しい、アリ・サミ・イェ ン(トルコ・テレコムアリーナ。ガラタサライSKのホームグラウンド)をあなた達に渡すから」と言ったように、ベシクタシュにも同じことが提案された。

■カズルチェシュメの代案はハイダルパシャ
 
ハルク・ケスィム氏は、自説を以下のように続けた。「もう一つの代案がある。ハイダルパシャにもオリンピック用にスタジアムが建設される。そこも20%程度の可能性が噂されている。しかし、80%の可能性でカズルチェシュメになるだろう。」

■「イェニカプに会議場が建設されている。カズルチェシュメの集会場はベシクタシュに与えられるだろう」

「イェニカプに湾岸を埋め立てて、集会場が建設されている。しかしそこから1km先に集会場がある。その集会場は、ベシクタシュのスタジアムになる。」

ケスィム氏のこの説は、実現するかどうかは知る由もない。しかし、ベシクタシュが長年待ち望んでいた新スタジアムは、より一層話題にされるだろう。

■フィクレト・オルマン「解体は継続する」
 
問題について会見を行ったベシクタシュ・クラブのフィクレト・オルマン会長は、明日(金曜日)、スタジアムで開催されるコンサートが原因で、解体が中止さ れることを明言し、「明日、私たちのスタジアムで開催されるコンサートが原因で、解体作業は停止します。コンサート後、7月27日の土曜日、あるいは7月 28日日曜日に、解体作業を再開します。我々の解体作業に関する他の展開はありません」と述べた。

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(翻訳者:齋藤洋輔)
(記事ID:30951)