空き家の強制賃貸ないし売却に関する法案が用意
2013年07月14日付 Mardomsalari 紙

 国会経済委員会の委員を務めるムーサヴィー氏は、空き家となっている家の売却ないし賃貸を家主に義務づける法案が国会で用意されていることを明らかにした。

 セイエド・ナーセル・ムーサヴィー氏はイラン労働通信とインタビューの中で、現在住宅分野での混乱によって、多くの若者が住む家を持てない状況が生まれていると指摘した上で、「国内には空き住宅が約100万戸存在する。こうした空き家の所有者に対し、これらの住宅の売却ないし賃貸を義務づける法案が可決されれば、こうした空き家が有効に活用され、この領域で人々が抱える問題も多少は軽減されるだろう」と語った。

 〔エスファハーン州〕ファラーヴァルジャーン選挙区選出の国会議員である同氏によれば、近く国会は空き家の売却ないし賃貸を義務化する法案を可決するだろうとのことである。

 国会経済委員会の委員を務める同氏はさらに、「〔住宅〕需要は極めて高い。たとえ第11期政権〔=次期ロウハーニー政権〕が前政権の政策を踏襲しないつもりであっても、同政権が真っ先に取り組まなければならない優先課題の一つとして、〔アフマディーネジャード政権が推し進めた公共住宅建設政策である〕友愛住宅が浮上せざるを得なくなるだろう」と明言した。

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( 翻訳者:8411011 )
( 記事ID:30960 )