スルタンアフメト・マドラサで、コーラン写本展
2013年08月03日付 Zaman紙

コーランの写本が、スルタンアフメト・マドラサで開催された展覧会で一般公開された。ベキル・ボズダー副首相は、預言者の伝えたコーランが、芸術的手法を用いてどのように書かれたのか、展示作品によって理解できると語った。

イスラム文明の貴重なコーランの写本が、スルタンアフメト・マドラサで開催中の展覧会で一般公開された。(この)「聖なる遺産」展では、 中国からモンゴル、北アフリカ、バルカン半島の国々にいたるまで、あらゆるイスラム地域で書かれた作品が展示されている。著名な歴史上の書家であるハフズ・オスマン、メフメト・エミン・ウスキュダリー、マフムド・スィヴァスィー、ハフズ・ユスフ、デルヴィシュ・メフメドらの作品が並ぶ展示では、アッラーの99の美名に因んで99のコーランの写本が公開されている。最も目を引くコーランは、25mの巻物状の布に書かれ、戦時には軍旗の先につけられた大規模な作品群だ。展覧会は9月2日まで開かれている。

展覧会の開会セレモニーには、ベキル・ボズダー副首相、メフメト・ギョルメズ宗務庁長官など多くの招待客が参加した。開会スピーチを行ったギョルメズ長官は、国民に展覧会を見に来るよう呼びかけた。コーランは悲しんでいると語ったギョルメズは、次のように語った。「コーランは沈黙の言葉で、あなた方に対し、2つの点で非常に悲しんでいると語りかけるでしょう。『私は御稜威の夜にあなた方の価値を高めるために来ました。しかしあなた方は私の価値を知らなかった』、『私の友人たちは この時代に、バグダードで全て破壊されましたが、あなた方は誰もそのことを知らなかった』と。」ボズダー副首相は、「コーランの守護者はアッラーなのです」、「コーランに敬意を払わない人たちは知るべきです。何世紀もの間に、このような敬意を払わない人たちはやはりいたが、彼らは皆滅んでいったということを。コーランは今でもあるのです。終末の日までありつづけるのです」と語った。さらに、同副首相は、預言者ムハンマドが伝えたコーランが、心の言葉や、芸術的手法を用いてどのように書かれ、人々に広められたのかを知る上で、この展覧会は重要であると話した。首相府、文化・観光省と宗務大臣の協力によって実現した「聖なる遺産」展のスポンサーはユルドゥズ・ホールディングである。同社のアリ・ユルケル副社長は、1400年の歴史をもつ素晴らしいコーランの展示のお手伝いができたことを誇りに思うと語った。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:鈴木直子)
(記事ID:31061)