TVドラマ「狼たちの谷」、新シリーズはShow TVで
2013年08月04日付 Milliyet 紙

ドラマ「狼たちの谷」が、初めて放送されたShow TVチャンネルに帰ってくる。2003年以来放映されるこのドラマは、10年間で4局を渡り歩いている。

トルコの社会現象にもなった、放送10周年を迎えるドラマ「狼たちの谷」が、そのスクリーン・アドベンチャーを開始したShow TVチャンネルに帰ってくる。2003年1月15日に「これは深層国家とマフィアのドラマである」という台詞でテレビ視聴者に挨拶を告げた初回放送以来、視聴率1位を占めてきた。パナ・フィルムが制作を行い、3シーズンにわたりShow TVで放送され、その後、Kanal D、Star TV、atvと、10年間で4つのテレビ局において放送されている。2011年からatvdで「 狼たちの谷 伏兵」が放送され、新シーズンでは第196話から再びShow TVでファンの前に公開される。

このドラマでは闘争の度、毎話何十人もの死者が出る。最終シーズンにはネジャーティ・シャシュマズ(ポラト・アレムダル役)、ケナン・チョバン(アブデュルヘイ役)、アイシェ・チイデム・バトゥル(レイラ・テュルクメン役)、エルハン・ウフク(ギュッル役)、ハカン・ボヤヴ(カラ役)、ジャヒト・カヤオール(ジャヒト役)、イブラヒム・ギュンドアン(メテ・アイマル役)、クゼイ・ヴァルグン(長老役)といった役者が出演した。放送局が変わる度に記録的な放映権料が支払われたと言われているが、古巣に戻るにあたり1話あたりどれくらいの金額で合意があったかは未だに秘密にされている。過去には、映画「 狼たちの谷 イラク」でアメリカ人俳優ビリー・ゼイン、ゲイリー・ビジーが、また第97話ではアンディー・ガルシア、シャロン・ストーンのような世界的なビッグネームも出演している。

■「狼たちの谷の墓」

このドラマの中では10年間で何十もののベテラン俳優、また何百人ものエキストラ俳優が死亡した。今日に至るまでオクタイ・カイナルジャ、オズギュ・ナマル、セルチュク・ヨンテム、ニハト・ニケレル、ギュヴェン・ホクナ、ザーフェル・エルゲン、ギュルカン・ウイグン、イステミ・ベティル、ヴィルダン・アタセヴェル、ネフィセ・カラタイ、タメル・イイト、ラグプ・サヴァシュ、タルク・ユンリュオール、セライ、セヴェル、アリ・イピンといった、多くの俳優が演じた登場人物が死亡した。

■「谷」シリーズ映画作品

1「 狼たちの谷 イラク」 2005年、セルダル・アカル監督。
2「 狼たちの谷 剣」 2009年、サドゥッラー・シェンテュルク監督。
3「 狼たちの谷 パレスティナ」 イスラエル・パレスティナ戦争を題材にした、ジュベイル・シャシュマズ監督作品。2011年にトルコと全世界で公開された。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐藤悠香 )
( 記事ID:31068 )