エジプトは国際的仲介の終りを告げ、対決の準備へ
2013年08月08日付 al-Hayat紙
同胞団側の断食明けの祭の菓子 「I love Morsy」の文字
同胞団側の断食明けの祭の菓子 「I love Morsy」の文字

■エジプトは国際的仲介の終りを告げ、対決の準備へ

2013年8月8日『ハヤート』

【カイロ:ムハンマド・サラーフ】

昨日、カイロは政治的危機を解決すべく行なわれていた国際的な仲介が失敗に終わったことを明らかにし、そのページを閉じた。これによって暫定政府とムスリム同胞団の対決への扉が開かれることになる。

昨日、エジプト政府が「座り込みの排除に後戻りはない」ことを強調する一方、同胞団はさらなる示威行動を呼びかけ「完全な形での正統性の復活」を固持するとした。またアズハルは再び、危機の解決のために仲介に入り、複数の勢力が提案する案のあいだで調整すべく、今日から3日間続く断食明けの祭のあとでの話し合いを提案した。

大統領側は、危機の解決に至るべくなされた外交的な努力が失敗に終わった責任は同胞団にあるとした。いやそれどころか「これら複数の関係者の努力は常に歓迎し、未来への行程表を支え、民主的移行を強化するそれらの姿勢を評価する」ことを強調しつつも、国際的な仲介の扉を暗に閉ざしたのである。つまりは移行段階の計画について、交渉は行わないということだ。

また大統領側は、声明のなかで次のように語った。「10日以上前に、エジプト政府の完全な合意と調整の下で始まった外交的努力の段階は終わった。それは同胞団とその支持者に、暴力を捨て、流血を避け、エジプト社会の動きとその将来の可能性を乱すことをやめるよう促すべく、必要な努力を尽くすのに必要な余地を与えることが必要であると信じ、エジプト政府が許容したものであったのだが」

また大統領側は「政府による完全な支援にもかかわらず、それらの努力は期待された成功を修めなかった」ことを指摘した。そしてこれらの努力が失敗に終わった責任、そして、違法行為、社会を危険にさらすことなど、この失敗の結果として起きる出来事や付随する展開」の責任はすべて同胞団にあるとした。

この声明が出された数時間後、ビブラーウィー大統領は記者会見を行い、そのなかで「エジプト人の血が流されることを避け、国民の生命を大切にし、抑止的かつ決定的な措置を取る前にすべての機会を捉える」ためのものであったとし、交渉という道筋を擁護することも行った。しかしながら大統領は「閣議はラービア・アダウィーヤとナフダの(同胞団側の)座り込みを排除する決定は、全員一致でなされた最終的な決定であり、そこから後戻りすることは決してない」ことを強調した。そして、「警察官及び国民に対して武器が使用されるならば、断固とした措置が取られるであろう」と警告し、座り込みを行う人々に、「自分の手を血で汚すことがない人間に従うことをやめ、すぐにその場を去り、家へ、職場へ行く」よう促した。


(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:八木久美子)
(記事ID:31117)