国家基準庁、基準外の中国製注射器を回収するよう保健省に最後通牒
2013年08月07日付 Jam-e Jam紙

 国家基準庁基準実施監視局の局長は、基準に満たない中国製の注射器が国内に出回っていることを明かした上で、「これらの注射器は細菌に汚染されているにもかかわらず、保健省による監視が行われていないために、国内に流入してしまっている」と述べた。

 フェレイドゥーン・ボルガーリー氏はファールス通信とのインタビューの中で、「経済特別政策本部の決定により、注射器の輸入に対する監視は保健省に委ねられている」と語った。

 同氏はその上で、保健省には国内に輸入されるすべての注射器を細菌汚染や機能の点から監視する義務があると指摘した上で、「残念なことに、最近になって基準庁には、市民から注射器の動きについて多くの苦情が寄せられるようになっている」と言明した。

 ボルガーリー氏はその上で、「われわれは複数の州で、約5千〜6千個の注射器を市場で購入し、実験を行ったところ、市民からの苦情が正しいことが確認された」と説明した。

 同氏は基準庁から保健相及び食糧医薬品庁長官に、基準を満たさない注射器が出回っている問題を解決するよう連絡したと指摘した上で、「これらの連絡の中で、彼らには汚染された注射器を市場から回収するよう求めた。もし回収が行われない場合は、基準庁が率先して回収を行うことになろう」と述べた。

 同氏によれば、注射器は基準を守ることが義務づけられている製品に位置づけられているにもかかわらず、経済特別政策本部の決定に伴い、この問題の管轄は保健省に委ねられてしまったため、基準庁としては同省の監視の実施を待っているところだという。

 同氏は基準に満たない注射器は中国製だとした上で、「これらの注射器は7つのブランド名で製造され、国内に輸入されている」と述べた。

 同氏は、基準に満たない注射器を一般市民が見分けることは可能かとの質問に、「不可能だ。注射器に不具合があるかどうかは使ったときにのみ分かることだ」と答えた。

 ボルガーリー氏によると、一部の注射器は使用時に〔中の液体が〕漏れたり、薬品が中に残ってしまったり、ピストンの中の注射器の内部の動きが悪かったりするとのことである。

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(翻訳者:白糸台国際問題研究所)
(記事ID:31122)