エジプト:新学年度は通常通り開始。準備にむけ教育現場は非常事態
2013年08月26日付 Al-Ahram 紙
マフムード・アブー・ナスル教育相
マフムード・アブー・ナスル教育相

■アブー・ナスル(教育相)は語る。教育は予定通り、新年度の準備に向け教育現場に非常事態を宣言

【本紙:ナイフィーン・シャッハータ】

マフムード・アブー・ナスル教育相は、学校は予定通り、来月、9月21日に始まること、インターナショナル・スクールは9月14日以降に始まることを確認した。また生徒の生活を守るために、治安関係筋と調整を行っていることについても指摘した。

大臣は(学校での)教育が、最初の日から33週間、つまり5月の終りまで、完全な形で一学年という秩序を維持することを強調した。そしてアハラームへのインタビューのなかで、教育省は、教育現場の秩序が乱されることのないよう、安全確保と必要な配慮をすべくあらゆる努力を行うと付け加えた。

大臣は新学年に向け、すべての教育関係の部署および省内の主な部門において非常事態を宣言した。

大臣は、書籍、教育施設、学生及び職員関連の部門で働く人々の休暇を取り消し、それぞれの持ち場で、新年度の準備にあたるよう指示した。そして9月7日を国中での保守、修復作業終了の期限とした。さらにラービア・アダウィーヤ、アービディーン、アリーシュ、ミニアおよびスエズで同胞団に襲撃された地区のすべての学校で修繕作業が始められ、新学年度の初日に学生を受け入れられるような状態に戻すと語った。これはファトヒー・サービク氏が会長を務める私立学校経営者協会と協力して行われ、この作業への参加を申し出た学校経営者、市民団体、および実業家などの資金援助によってなされる。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:八木久美子 )
( 記事ID:31268 )